周回遅れの日記

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タッチパッド付のBluetoothキーボード AL-BT077

ノートパソコンのようなタッチパッドの付いた小型のBluetoothキーボードを入手しました。

Winten ウインキー・ナノ・タッチプラス BT 無線タッチパッド付きキーボード 黒 AL-BT077-BK

Winten ウインキー・ナノ・タッチプラス BT 無線タッチパッド付きキーボード 黒 AL-BT077-BK

Winten ウインキー・ナノ・タッチプラス BT 無線タッチパッド付きキーボード 黒 AL-BT077-BK

ひと昔前に発売された機器ですが、安かったのと、タッチパッドが一体化しているのに惹かれました。
ノートパソコンのタッチパッドはあんまり便利ではありませんが、キーボードメインで操作しているときでも、ちょっとだけマウスが使えると便利だなと感じるときがあります(ショートカットキーをど忘れしちゃったときとかね)。そういうときに、わざわざマウスをつながないで済むのは便利だな、と思いました。

検索するとあまり評判は良くないみたいです。特にタッチパッド
でも私的にはタッチパッドは「たまに使えればよい」という程度に考えているのであまり気になりませんでした。
まあ、異常に安かったおかげで手を出したというのもあります。
9,800円で売ってるところもあるようですが、投売り価格で買えたのです。
9,800円じゃとても手を出す気にならない。

パッケージはちょっと汚いです。いかにも売れ残りという感じでした。

開封して実物をみてみると、かなり小さいです。
サイズは幅218×奥行き150×厚さ21mm。
「日本語109キー配列」とか書いてありますが、あくまで配列が109キーと同じというだけで、キーは77キーしかありません。テンキーはもちろん、Windowsキーアプリケーションキーもありません。ファンクションキーはF10まで、DeleteとかHomeとかEndとかF11とかF12は兼用になっています。
Windows PC で使うことを考えるとDeleteがないのに気づかなかったのはちょっと痛いなあ。
Ctrl+Alt+Deleteができないし、BIOSに入るときにDelete打ったりするじゃないですか。

キーはパンタグラフです。
ちょっと打った感じは… まあ値段なりという感じ。
キーピッチが16.8mm。さすがに小さい
私は手が大きい方ではありませんが、それでもどうにかタッチタイピングらしきものができる、という程度。一般的な成人男性ではタッチタイピングは無理じゃないですかねえ。

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Nexus7でAL-BT077を使う

Nexus7で、AL-BT077とペアリングを試みます。

Nexus7 のBluetoothを有効にして、AL-BT077の電源を入れ、裏面のペアリングボタンを押します。
Nexus7 の方でデバイスを検索するのですが、なかなか見つけてくれない。
Nexus7 のすぐそばにキーボードを置いているのですが。

おかしいな、と思ったころにようやく見つけてくれました。
60秒くらいかかったんじゃないだろうか。

ペアリング。
6桁のパスキーを入力するように言われるので、AL-BT077のキーを叩いてパスキーを入力し、最後にEnterキーを押します。

無事ペアリングできました。

ちゃんと日本語キーボードとして使えています。
兼用になっているDeleteキーなども、ファンクションキーと同時押しでちゃんと使えます。
少し文章を打ってみましたが、キーの小ささから、ブラインドタッチはギリギリ可能な程度。
まあ基本的には一本指で打つことになるのではないでしょうか。

タッチパッドも動作します。
パッドに指を触れると、マウスポインタが出現します。

左ボタンでマウスポインタがある地点をタップしたのとと同じ動作をしますが、右ボタンは機能しないようです。
まあタブレットでは、タッチパッドはあまり意味がありませんが。

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P-01DでAL-BT077を使う

ロースペック廉価FOMAスマートフォンのP-01Dで使ってみます。
P-01DはBluetoothのHIDを使えないので、Bluekeyboard jp というアプリを使う必要があります。

AL-BT077 の電源を入れて、裏面のペアリングボタンを押し、P-01Dの「無線とネットワーク」>「Bluetooth」でBluetoothを有効にすると、すぐにデバイスを見つけてくれます。

見つけてくれない場合は「デバイスのスキャン」をタップ。

ペアリングします。
「AL-BT077 この端末をペアに設定する」をタップすると、パスキー(PIN)を入力するように求められます。
適当な数字4桁(たとえば「0000」)を、P-01Dのソフトウェアキーボードから入力した後で、AL-BT077のキーボードから同じ数字を入力します。Enterは押さなくても大丈夫な気もしますが、一応0000の後にEnterも押しておきましょうか。

ペアリングできました。

何でもいいので、テキストを入力するアプリを立ち上げて、ソフトウェアキーボードの「◎」みたいなボタンを押します(Zの下、109キーボードだとWindowsキーがあるところですね)。
「入力オプション」で「入力方法の選択」をタップします。

「入力方法の選択」で「BlueKeyboard JP」をタップします。
これで、「BlueKeyboard JP」経由でAL-BT077を物理キーボードとして使えるようになりました。

打ってみました。
打ちにくいですが、P-01Dの小さな画面でフリック入力するよりはかなりマシです。
日本語入力はShift+Spaceで切り替えます。これはなかなか気づかないかもしれません。
DELETEキーは効きません。Fnボタンを同時押しで使う兼用キーは全部使えないみたい。

なお、P-01Dではタッチパッドは全く機能しないみたいです。機能するのはキーボードだけ。

あと、不意に接続が切れることが何度かあります。ちょっと不安定。

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WindowsPCでRCBT-MXとAL-BT077を使う−ようこそ画面

Windows XPのデスクトップのサブ機でAL-BT077を使ってみます。

デスクトップ機なので、Bluetoothは内蔵されていないので、別途Bluetoothアダプタ(レシーバー)を使う必要があります。

先日、BIOS画面でも使える(らしい)という触れ込みのLogicoolのRCBT-MXを購入したので、これを使ってみることにします。

大きさは、一般的なUSBメモリと同じくらい。
Bluetoothアダプタとしてはかなり大きめです。

C-UV35 というのが型番のようです。
赤いCONNECTボタンがアダプタ本体についています。

RCBT-MXをUSBポートに挿して、Windows PCの電源を入れます。
(なお、このサブ機にはSetPointはインストールされていない状態です)

「ようこそ画面」まできたところで、AL-BT077の電源を入れてキーボード裏面のペアリングボタンを押し、さらにRCBT-MX本体のコネクトボタンを押します。
…パスコードどうしよう。
0000とか9999とか1234とか1111とか、数字4桁を適当に入れていたら、ようこそ画面のパスワード入力ボックスに数字が出るようになり、いつのまにかペアリングされていたことが分かりました。何がパスコードだったのか分かりません。パスコードなしでつながったのかもしれません。
AL-BT077 からWindowsのログインパスワードを打って、ログインします。

…が、ログイン後のWindowsでは使えないではありませんか。
コントロールパネルのBluetoothからも追加できません。
やはりSetPointを入れないとダメか。

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WindowsPCでRCBT-MXとAL-BT077を使う−ログイン後

Logicoolのユーティリティ、SetPointをインストール。

SetPointのBluetooth接続アシスタントで、「その他のデバイスを接続する」をクリック。

Bluetoothバイスの追加ウィザードの開始」のダイアログが開きます。
AL-BT077の電源を入れ、キーボード裏面のペアリングボタンを押します。
「セットアップを完了し、デバイスは発見可能になりました」にチェックを入れて「次へ」をクリック。

しばらく待ちます。無事AL-BT077を発見してくれました。

パスキーの選択ですが、一番上の、「自動的に選択されたパスキーを使用する」にチェックを入れて「次へ」をクリックします。

パスキーが表示されるので、表示された8桁のパスキーをAL-BT077で打って、最後にEnterを押します。
これで無事ペアリングができました。

キーボードはちゃんと打てています。打ちにくさはともかくとして。
タッチパッドも普通に使えています。ただ、マウスの代わりにはなりそうにはありませんが、まあでもタッチパッドはこんなもんじゃないのかしら。

ただし問題が。キー配列が英語キーボードになっています。
Shift+2を押すと、@になってしまいます。

日本語キーボードにする

日本語キーボードとして使うためにドライバを入れ直します。

バイスマネージャの「キーボード」の「HID キーボード デバイス」のどれか、該当するものを直す必要があります。
(なお、「Logicool HID-Compliant Keyboard」のドライバをいじっても日本語化はされませんでした)

バイスマネージャの「HID キーボード デバイス」のプロパティを開きます。

「ドライバの更新」をクリックします。

「ソフトウェア検索のため、WindowsUpdateに接続しますか?」と聞かれますが、「いいえ、今回は接続しません」を選択して「次へ」。

「一覧または特定の場所からインストールする」を選択して、「次へ」。

「検索しないで、インストールするドライバを選択する」を選択して、「次へ」。

「互換性のあるハードウェアを表示」にチェックが入っていますが、このチェックを外します。

ずらりと互換性が保証されていないドライバが出てきます。
互換性が保証されていないので、何が正解かは試してみないと分かりません。
適当に日本語キーボードらしきものを選択します。

「ALPS Japanese USB Keyboard」を試してみます。

保証外のことをやろうとしているので、Windowsから警告されます。
許容できるなら、「はい」を選んでドライバをインストールします。

この状態で、 AL-BT077で打ってみると、無事日本語キーボードとして使えるようになりました。
Shift+2を打って”が出るようになりました。

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一般的なBluetooth機器は、Windowsが起動した後でなければ使えません。
したがって、たとえばBIOS設定をいじくるような、Windowsが起動する前の段階では、Bluetoothキーボードは利用できない、はずです。

しかし、RCBT-MX はハードウェアペアリングできるので、Windowsを起動させる前のBIOS設定画面でも使えるという話。
試してみたら実際使えました。
ただし、どういう場合に使えてどういう場合に使えないのかは、いまいちはっきりしませんでした。

前記のように、「ようこそ画面」でペアリングさせた後、再起動させたときには使えました。
このPCはPOSTでF2を押すとBIOSに、F12を押すとBootMenuに入れるのですが、再起動後にAL-BT077のF2を連打したらBIOS設定画面に入ることができました。
そして、BIOS設定画面でもキーボードは操作可能でした(タッチパッドは当然動作しません)。
なお、AL-BT077にはF12キーは存在せず、「Fn」と「F10」を同時押しするとF12なのですが、POSTで「Fn」と「F10」を連打してもブートメニューには入れませんでした。兼用キーになっているものは、Windows起動前は「Fn」を同時押ししても機能しないようです。確認してませんが「Delete」も機能しないんだろうと思います、たぶん。

だがしかし。
その後Windows起動後に、RCBT-MXとAL-BT077をsetpointからペアリングさせたりした後だと、Windows起動前は操作できなくなってしまいました。なんででしょうね。
再度ようこそ画面でペアリングして再起動すると、またBIOS設定画面でも操作できるようになります。
でも、また使っているうちに、またまたBIOS設定画面では操作できなくなってしまいます。原因は不明ですが、ハードウェアペアリングが勝手に解除されてしまうようです。
AL-BT077を他のスマートフォンなどとペアリングさせた後にも解除されちゃう場合があるようです。

確実なのは、「ようこそ画面」でペアリングさせた後、再起動させた場合であれば、その直後のBIOS設定画面でAL-BT077が使える、ということだけ。そうでない場合は、使えるかどうかは試してみないと分からない、という感じです。
だから、RCBT-MXがあれば有線キーボードは不要、とまでは言えないです。トラブル時には有線キーボードがないと詰んでしまうかもしれません。

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