周回遅れの日記

はてなダイアリーから移転

Google Reader

GoogleReader終了とはがっくり。

こんな大事なニュースなのにGoogleBlogでは発表無しかい。
役立たずめ。このブログもRSS登録してGoogleReaderで読んでるんですがさっそくフィードの登録を外しちゃう。

Google+へ誘導したい、みたいな話らしいですが、RSSに関しては正直共有とかソーシャルとかどうでもいい。
記事の既読未読管理をしてくれて、複数のマシンで同期できて、安定していればそれでいいんですけど、そういうのは収益にならないんでしょうか。

RSSがトレンドから外れているというのは分かります。
大きな流れは、「自分で読む記事を選ぶ」のではなくて、「他人(誰?)が選んでくれた記事を読む」という方にあります。
今は後者の方がユーザーが多い。
やっぱ長期的にはRSSというものは廃れていく方向にあると思います。
GoogleReaderが一人勝ちみたいな形になったのも、頑張ってGoogleReaderと戦うメリットが無かったからでしょう。
RSSリーダーの代替サービスはこれからも出てくるでしょうが、そのうちRSSの配信自体が減っていったらどうにもならない。
私も、長期的にはRSSに頼らないようにしなければならないと思います。

が、短期的には6月までGoogleReaderが生きているので、当分はGoogleReaderのままでいいや。
Feedlyとかライブドアとか代替サービスに名乗りを上げてるところはあるようですが、今はグーグルリーダー難民がどっと押し寄せてかえってサービスが重くなったりしてるようで、まだ代替サービスには乗り換えないつもりです。
4月5月と乗換先を見極めていきたいと思います。

ただねえ、よくよく考えてみると、GoogleReaderが便利というより、GoogleReaderで使えるGreasemonkeyスクリプトが便利だから使っているという面があるような気がする。仮に「GoogleReaderはあと10年存続する、ただしスクリプトは一切使用不可、素のままで使うこと」となったら果たして私はどうするだろうか。
どうなるにせよ、今のまま使い続けることはできないのだから、やはり思い切ってRSSを卒業しちゃおうかなあ。

Googleはユーザーの多いサービスでも容赦なくクロースずる。
よく覚えておきたいと思います。
まあ、Google+を個人ユーザーのサービスの中核にしたい方針であれば、邪魔になるものはさっさと閉めるのが企業としては正しい。
私は古い人間だからか、正直なところ、儲かってるんだしもうちょっと続けてくれてもいいじゃない、と思ったりするわけですが、でも今後はそういう考え方を改めなければいけないですね。
ユーザーの側も、大企業に対してはビジネスライクに接するのが正しい、そういう時代であるということ。

そしてGoogleにはそういうブランドイメージがつきまとうだろうな、ということでもあります。