周回遅れの日記

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Windows8.1

早くも次期Windowsがリリース。記事はこの辺。
Windows Blueの正式名称は「Windows 8.1」、年内に無償アップデート
Windows Blueは、Windows 8.1として2013年後半に無償提供
「Windows 8.1(コードネーム:Windows Blue)」は無料アップデートと正式発表
はっきりしているのは、

  • 6月26日にWindows 8.1 パブリックプレビュー版が公開される
  • 供給対象はWindows8とRTユーザーのみ、XP使い7使いを含まない
  • 無償提供される
  • 既存ユーザにはアプリストアから提供され、WindowsUpdateでは配信しない
  • 13年年末商戦向けモデルには8.1が提供される見込み

という感じでしょうか。

「8.1は有償、10ドル程度でXPユーザにも提供される」なんて風聞もありましたが、それは否定されたということです。
XPユーザへの救済措置は2月までの優待アップグレードで終了ということでしょうか。

肝心の中身についてはよく分かりません。
よく言われるのは「スタートメニュー復活」「起動直後からデスクトップUIで操作」とかいった、まさに既存のPCユーザーがWindows8に対して抱く不満がずばり解消されるのではないか、という予想ですが、「Windows8.1を積んだ7インチ8インチのタブレットが登場予定」なんて記事もあるので、逆にもっと小画面、小バッテリ容量の小型タブレット寄りに振ったものが出てくる可能性もあるのではないかと思います。
個人的には、スタートメニューが復活したらうれしいですけど、いまさらMicrosoftも後戻りできないんじゃないかと思いますが。

なぜWindows8タブレット専用OSにしなかったのか?

Windows8を既存のデスクトップやノートPCで使わせようとするから混乱が起きた、タブレット専用にしておけば既存のPCユーザからぼろくそに言われることもなかった、という意見を聴きます。

なんでそうしなかったのか。
推測ですけど、ストアアプリ作って欲しかったからなのかなあと。
仮にWindows8タブレット用、スレート用ですと言ってしまうと、なんだSURFACEのためだけにアプリ作ってられないよと。
アプリ欲しければMicrosoftが全部自前で供給すればいいじゃないか。
ということになっちゃう可能性があった。

でもこれがWindows7の後継です、と言い張るので、しょうがない、Windowsユーザーがいずれみんな大挙して8に移るんだから、ストアアプリ作るしかないな、ということになって、おかげでそれなりにストアアプリは充実した。
Windows8は不評だけど、でもそれなりに食い込んで一定の地歩を築くことはできたわけで、Microsoftにとっては「負けて得取れ」みたいな感じなのかなあ、なんてことを考えています。