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挿しっぱなしのSDカードにバックアップ

ソニーは、PC内の指定フォルダーを自動的に暗号化してバックアップするソフトを付属したSDカード「SN-BA」シリーズを8月20日に発売する。
SN-BAシリーズは、PCに挿入してソフト「Real-time Backup Utility」を起動し、バックアップしたいフォルダーを選択すると、フォルダー内のファイルが更新された際や新規作成された際に自動的にSDカードにバックアップが作成される。

ソニー、指定フォルダーを自動バックアップするソフト付属のSDカード

ソニーのプレスリリースはこちら

挿しっぱなしのSDカードやUSBメモリにデータをバックアップ。
私、以前やっていたことがあります。
Windowsのタスクスケジューラに、BunBackupを用いたバックアップを登録して、10分おきに挿しっぱなしのSDカードに重要ファイルをバックアップさせていました。いざというときはそのカードやUSBメモリがあればデータ完全喪失は回避できる、というつもりで。

バックアップは当初は上手くいってたんですが、一月ほどでやめました。

  1. 長時間PCを起動して何度もバックアップを繰り返していると、そのうちカードリーダーがエラーを吐く。酷いときにはOSを巻き込んで落ちる。
  2. スタンバイから復帰したときにカードリーダーを見失うようになった。
  3. SDカードは暗号化していていないので、セキュリティ的にちょっとやばい。暗号化すると、バックアップのときの負荷が気になる。
  4. オンラインストレージが実用的に使えるようになった。

といった理由からですが、上の二つはたぶんカードリーダーが安物だからじゃないかと思っています。
当時は中古品の安物カードリーダーを入れていたのですが、これがカードを認識してくれないとか、読み込み中にエラーを吐くとか、いろいろとトラブルが多いリーダーで、それに挿しっぱなしにしていると余計におかしくなった感じがあります。
SDカードにバックアップするのを止めて、USBメモリにバックアップすると落ちる問題は解消されたのですが、オンラインストレージが使えるようになってきたことと、それとUSBメモリを挿しっぱなしにしていると何かの拍子にUSBメモリを叩き折りそうな怖さもあって、結局USBメモリへの常時バックアップはやめてしまいました。

空いているSDカードスロットに空いているSDカードを挿してバックアップに使う、というのは興味はあるのですが、暗号化でどのくらい負荷がかかるのか、安物のカードリーダーでも大丈夫だろうか、というのは心配です。
付属ソフト「Real-time Backup Utility」というの、お試しダウンロードできるそうなので試してみようか。