周回遅れの日記

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毎日チェック Free

毎日チェック Free(TODO)
使い方はオフィシャルの解説サイト(こちら)をご覧ください。
毎日の日課を済ませたかどうか、チェックするためのアプリ。
有償版もあるけど何が違うのかよく分からない。

フリー版を2ヶ月ほど使ってみた。
軽くてシンプル。
Android版のバージョン1.04を、ドコモP-01Dで、SDカードにインストールして使用しています)

メイン画面

メイン画面。
P-01Dの3.2インチの小さい画面でも、一画面でカレンダー、当月の日課の達成状況、本日の日課の達成状況が一覧できる。
日課をすべて達成した日は赤い○がつく。一部未達成の日があれば△がつく。

日課のチェック

日課のチェックは簡単。
カレンダーの当日の日付をタップする(または、左下の電卓上のアイコンをタップする)と、日課が表示される。日課を済ませたら、ここの灰色の○をタップする。タップした○は赤く変化して、日課を済ませたことが分かるようになる。

日課(イベント)をロングタップすると、イベントを編集できる。

追加、削除もできるが、イベントは毎日共通となるので、平日だけ行う必要のある日課とか、奇数日のみ行う日課とか、3日おきに行う日課とかを登録することはできない。

カレンダーにマークをつける

カレンダーは日付と○△のみの非常にシンプルなものだが、「マーク」をつけてちょっとカラフルにすることができる。
「メニュー」>「マーク」をタップ。

マークの種類。ドライブとかサッカーボールとかスマイルマークとかいっぱいある。

マーク一覧から一つマークを選んで、日付をタップするとカレンダーにマークをつけることができる。

9月のカレンダーの明日以降をハートマークで埋めてみた。
きもっ。
なお、マークは一日につき一つだけしかつけることができない。

設定

「メニュー」>「設定」をタップして、各種細かい設定を調整できる。

「スタンバイオフ」をチェックすると、画面を表示しっぱなしになる。
たくさんのタスクをチェックするときに便利かもしれない。

「バイブレーション」をチェックすると、日課(イベント)にタップするときなどに端末がいちいち振動する。個人的にはちょっとうざったいのでオフにしていた。

「週の始まりの曜日」は日曜、月曜はもちろん、火水木金土も選択できる。
月曜定休の人とかには便利かも。

「タッチ感度」の調整は結構重要。
私的には、デフォルトだと日課(イベント)をタップする画面で感度がちょっと弱くてイライラした。

パスワード

「メニュー」>「パスワード」をタップ。

プライバシーのため、パスワードを設定することができる(数字のみなので、パスコードと言うべきか?)。
毎日極秘のトレーニングをしている人とか、毎日特に名を秘す相手にメールを出さなければならない人には便利かも。

パスワードを設定すると、アプリを起動するときにこんな画面でパスワードを要求されるようになる。
パスワードを入れるまでは操作できないが、日課(イベント)の先頭の一文字が見えちゃうのはまずいんじゃない?
秘密の日課がある人にとってはちょっとおっかないのではないだろうか。

バックアップ …に失敗

「メニュー」>「バックアップ」をタップすると、データのバックアップをすることができる。

「保存SDカード」で、SDカードにバックアップできる。
/mnt/sdcard/CHECKCALEN.dbがバックアップデータのようである。

「保存クラウド」を選ぶと、DropboxEvernoteとか、Gmailなどにもバックアップすることができる(インストールされているアプリ次第だと思われる)。
「2013-09-13-17-41.checkcalen」みたいな感じの、日付と拡張子.checkcalenのファイルがバックアップデータのようである。

「取込SDカード」を選ぶと、SDカードに保存したバックアップをリストアすることができる… らしい。
だがしかし。
この記事を書くにあたり、実際に「取込SDカード」からリストアを試みたら、リストア失敗しちゃいましたよ。

データはリストアされず、データが全て消えてまっさらになりました。
ということで、SDカードからのバックアップが機能していません
私の環境が原因の可能性もありますが。

クラウドにバックアップしたデータからのリストアはできるだろうか。

クラウドにバックアップしたときのメッセージに、「復元はバックアップしたアプリよりバックアップファイルを選択してください」とある。
Dropboxアプリを開いて、Dropboxにバックアップした、.checkcalenファイルをタップすると、自動的に毎日チェックアプリが起動した。

「OK」をタップして、無事リストアできた。

ということで、バックアップを取るなら「保存クラウド」のNetバックアップの方がお勧め。
このNetバックアップを利用すれば複数端末でデータを同期することもできるが、あんまり実用的ではないと思う。

同期はできない

クラウド全盛の時代ではありますが、複数の端末を使い分けているような場合であっても、このアプリは同期をして使うことはできない。
これは欠点でもあるけれど、利点でもある。データをクラウドに置くことによるプライバシーがうんちゃらという問題を気にせずに済むし、圏外でも、機内モード中でも、支障なく使うことができるからだ。アプリの性質上、普段身につけている、一番頻繁に使う端末一つだけにインストールしておけば足りるとも言える。

Todoistに一本化を検討中

「毎日チェック」とは別に、TodoistというアプリをToDo管理に使っている。
毎日繰り返すもの=毎日チェック、毎日繰り返さないもの=Todoistという使い分けをしていたのだけれども、Todoistに一本化してみようかと思っている。Todoistでも、期限を「毎日」に設定すれば、毎日繰り返すものもTodoistでチェックできるからだ。

Todoist(フリー版)が優れている点

  • クラウドにデータが自動的に保存される
  • 複数端末で同期できる
  • AndroidiPhoneなど多くのプラットフォームで使える
  • 毎日だけではなく、毎平日とか毎週金曜とか柔軟に設定できる
  • リマインダー機能あり

毎日チェックが優れている点

  • 起動が速い
  • 圏外、機内モードでも機能に制限はない
  • アプリが小さい(データ込み2MB程度、Todoistは10MBくらい)
  • rootを取らずとも、アプリをSDカードにインストールできる(Todoistもrootを取ってLink2SDに移せる)
  • カレンダーあり

Todoistに一本化するにあたり、最大の課題は起動の遅さ。
アプリの起動にはたいして時間がかからないのだが、データを同期するのに、どうしても起動後少し間が空いてしまう。急いでいるときには、日課を済ませた後にさっとチェックをつけたいわけで、ほんのわずかに間が空いてもイライラしてしまう。
まあ慣れればいいんですけど。ランチタイムの混雑時などは結構イライラします。

なお、Todoistも、オフライン状態でも使える。
機内モード中のTodoist。

オフライン中にタスクを「完了」にしたり、タスクを編集しても、当然クラウドには反映されない。
が、その後通信が再開された時点でちゃんとクラウドに反映される。
が、オフライン端末側のデータと、クラウド側のデータが著しく矛盾した場合にどうなるだろう?というのはちょっと気になる。面倒だから実験しないけど。

(追記)毎日チェックとTodoistの違い

毎日の日課を忘れた場合の扱いが異なる。
たとえば、「毎日腹筋を10回やる」というタスクを15日にやらずに16日になってしまった場合、毎日チェックでは「15日分の腹筋が未実行」という扱いになる。そして、15日分のタスクとは別に、今日のタスクとして16日の分の腹筋のタスクが出現する。もしずっと腹筋をやらなければ、未実行の腹筋タスクが16日、17日・・・と一日ずつずっと増えていくことになる。
それに対して、Todoistで期限を「毎日」に設定した場合は、「15日分の腹筋が未実行」になるが、今日のタスクには16日のタスクには腹筋が出現しない。もしずっと腹筋をやらなくても、タスクは増えない。未実行のタスクとして、「15日:腹筋」がずっと残るだけだ。

期限後には実行できない、または行っても無意味なタスクの場合、Todoistの方式でも問題はない。たとえば、「毎日店舗前の道路を掃除する」というタスクの場合、昨日分の掃除を今日行うことはできない。

毎日行うタスクで、期限後でも実行できるタスクであれば毎日チェック方式が適している。たとえば、「毎日五大紙の社説をチェックする」というタスクなら、15日にやり忘れても、16日になってから実行することができる(どうでもいいけど朝日新聞はフリー版だと翌日には読めなくなってしまう)。

腹筋はどうだろう?毎日少しずつやるから意義があると考えれば、15日に行うべき腹筋を、16日以降に行うことはできない。だが、15日にやらなかった分、16日には二日分やるといった処理を行うのであれば、毎日チェック方式が適している。それに意味があれば、だけど。