周回遅れの日記

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おとりかえスマホ割

FOMAからXiに機種変すると月サポが増額されるキャンペーン。備忘的に損得をメモ。

NTTドコモは、FOMA対応スマートフォンのユーザーを対象に、Xi対応機種を購入する際に割引額を増やすキャンペーン「Xiへおとりかえスマホ割」を29日にスタートする。2014年1月13日まで、対象機種のAndroidスマートフォン購入時の「月々サポート」が増額される。

ドコモ、FOMAスマホユーザー向けに「Xiへおとりかえスマホ割」 - ケータイ Watch

ドコモの説明はこちら
機種限定だが、24ヶ月で最大10,800円(月額450円)月サポが増額される。
おとりかえスマホ割といっても代金が割引されるわけではなく、月サポが増額される点に注意。
FOMAスマホからXiスマホに機種変して得する… ように思えるが。

FOMAでパケ・ホーダイ ダブル2だった場合

あまりパケットは使わずWi-Fiでの利用が中心だが、万一に備えてパケット定額も欲しい、無料通話も欲しいというパターンで契約していた場合。
タイプSSバリュー(割引適用後980円)、SPモード(月額315円)、パケ・ホーダイ ダブル2(月額2,100円)
これで月サポ適用前の月額3,395円。現在利用中の機種の月サポがまだ残っていればここから月サポが引かれる。

Xiスマホに機種変すると、
タイプXi にねん(割引適用後780円)、SPモード(月額315円)、Xiパケ・ホーダイ ダブル(月額2,100円)
これで月サポ適用前の月額3,195円。これに、月額450円の「おとりかえスマホ割」月サポ増額分が加わると2,745円となるので、月間費用はxiにした方が安くなるように思える。

しかし、タイプXi にねんは無料通話分がない、ファミ割の通話料割引も効かない。したがって、タイプSSバリューの無料通話分(最大25分)と同じだけ通話すると想定した場合は、従量制の通話料25×2×21=1,050円が課金されるので、月額2,745+1,050=3,795円。Xiに変えた方が割高になってしまう。
もっとも、毎月必ず25分目一杯通話するとは限らないし、相手によってはXiトーク24も利用できる。それでも、「おとりかえスマホ割」で必ずしも安くなるわけではないので、新しいXiスマホを楽しめるメリットも含め、損得をよく検討する必要がある。

FOMAでパケ・ホーダイ シンプルだった場合

データ通信はWi-fi限定で行うのでパケット定額は基本的に要らない、電話は待受のみなので無料通話も要らない、ということで契約していたような場合。
タイプシンプルバリュー(割引適用後780円)、SPモード(月額315円)、パケ・ホーダイ シンプル(月額0円)
これで月額1,095円。

Xiスマホに機種変すると、
タイプXi にねん(割引適用後780円)、SPモード(月額315円)、パケット定額なし
月額1,095円は変わらない。これに、月額450円の「おとりかえスマホ割」月サポ増額分が加わるともっと安くなる… ようにも思えるが、そもそもドコモ指定のパケット定額プランに加入しなければ月々サポートは適用されず、したがって「おとりかえスマホ割」による月サポ増額も受けることはできない。
したがって、「おとりかえスマホ割」によるメリットは無い。