ビックカメラから月額2830円の「格安」スマホ限定発売
ビックカメラから月額2830円のスマートフォンを1,000台限定で発売するそうです。
http://www.biccamera.com/bicbic/jsp/w/service/smartphone/index.jsp
ビックカメラは、現在販売している音声通話機能付のSIMカード「BIC SIM」において、利用中の携帯電話番号をそのまま引き継いで利用できるスマートフォンとのセット販売を4月18日に開始した。音声通話とデータ通信が可能な「BIC SIM」にコビア製のFleaPhoneがセットで、月額2830円〜で利用できる。これに加えて、タブレット＋BIC SIMを含む3種類のセットを用意し、合計1000台限定で販売する。ビックカメラ全店およびコジマ2店舗（梶ヶ谷店/NEW静岡店）で販売される。
ビックカメラで端末代込み月額2830円の格安スマホ、1000台限定販売 - ケータイ Watch
BIC SIMの音声通話付きパッケージと、「FleaPhone CPF03A」のセット販売ですね。
- 出版社/メーカー: IIJ
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- 出版社/メーカー: covia
- 発売日: 2014/03/14
- メディア: エレクトロニクス
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端末代金については、「FleaPhone CPF03A」を2年間で端末代金930円×24月＝22,320円（税抜）で分割購入する形です。毎月の負担は1,900円＋930円＝2,830円（税抜）ということになります。
1000台限定だそうですが、あまりお得感を感じません。
CPF03Aは、現在Amazonで18,498円（税込）で購入できます。
ビックカメラ通販でも税抜18,850円、税込20,358円とAmazonよりは高いですが、その代わり10%のポイント還元付きで購入できるので実質18,300円（税込）とも言えます。
上記のように今回のセットの端末価格は合計22,320円（税抜）ですから、セットで買わない方がお得なのでは？ということです。
まあ分割手数料込みだし、液晶フィルム代＋フィルム貼り付けサービスも付きますが…
端末のCPF03A自体もちょっと残念なスペックです。
これを2万も出して買うのか？という感があります*1。
ROM4GB、RAM512MBというのはいろいろ制約が多そうです。ガラスマと違ってゴミアプリがない分多少マシかもしれませんが… 端末代金を完済する2年後まで使えるでしょうかね。
それと、CPUが「1.2GHzクアッドコアプロセッサー」と書いてあるだけで、どこの何を使っているのか分かりません。ということは…
ただし、技適付きでデュアルSIM対応という他にない特徴があるので、これを活かせる場合には良いのではないかと思います。海外出張や海外旅行によく行く方は、SIMを挿し代える手間が省けて便利なのではないでしょうか。
私も以前デュアルSIMに興味を持ちましたが、私は上手にデュアルSIMを使いこなせないように思えて興味を無くしてしまいました。キャリアのSIMと、MVNOのデータ通信専用SIMを両方挿して、キャリアのSIMで待受と通話を行いつつ、MVNOのSIMでデータ通信できたらいいなあと思っていたのですが、両方のSIMを同時に使えないんですよねえ。
正直なんだかなあ、という感じのセットなのですが、唯一メリットがあるとすればワンストップでサポートを受けられるかもしれない、ということでしょうか。
普通に端末とMVNOのSIMをバラバラに買った場合、サポートもバラバラに受けることになります。
したがって、スマートフォンが意図した動作をせずユーザーには解決できない場合に、端末の問題なのかそれともSIM（通信回線）の問題なのかを、ユーザー自身が切り分けできないと、双方のサポートをたらい回しにされて解決が大幅に遅れてしまう可能性があります。
しかし、SIMと端末をセットで販売する場合は、困ったことがあれば販売店のビックカメラに持ち込めばワンストップで面倒を見てくれる… かもしれないと思ったのですが。
いやいや、だがしかし、音声付きBIC SIMの場合は、キャリアのスマートフォンを購入するときのように店頭でセットアップをすべて済ませてすぐ使える状態で渡してくれるわけじゃなくて、後日宅配で送られる音声SIMを使ってユーザー自身が自分でセットアップしなきゃならないんですよね。
SIMと端末とのセットと言っても、ユーザーが自分でセットアップしてください、という商品ですから、あんまりサポートも期待できないのかもしれません。
