周回遅れの日記

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明日からヤフオク!利用料が値上げするので

明日から値上げだ。
すでに知られているように、2月16日から落札価格1,000円未満の場合の落札システム利用料が値上げになる。
なんのこと?という人は↓を読んでね。
落札システム利用料改定について(2月16日終了分より) -お知らせ - ヤフオク!
ヤフオク!で1,000円未満の商品のシステム利用料が値上げに - 周回遅れの日記
ヤフオク!のシステム利用料改定、例外カテゴリが追加される - 周回遅れの日記
ヤフオク!で実費以上の送料請求が禁止行為に追加 - 周回遅れの日記

要するに、今までは落札価格100円(送料別)の商品の落札システム利用料は5円だったのに、明日からは54円に値上がりするということ。
私は開始価格100円で出品して回転している「ゴミ」がいくつかあるので、商品説明を修正しておいた。

「送料バッファ」問題

このレベルになると、もちろん利益を出すために出品しているわけではない。
もう使わないし捨てちゃってもいいんだけど、この「ゴミ」を探してハードオフのジャンク品の棚を探し回っている人がいるかもしれない、そんな人のためにと思って出品している。

とはいえ、いくら「人のため」といっても、追加で自分のお金を払ってまで落札者のために尽くす気にはならない。
そこで気になるのが送料ミスの問題である。
つまり、送料を140円請求したけど実際は200円かかっちゃった、といったよくある話。

オークションで中古品を出品する場合、商品は一点きりであることが多いから、実際に梱包してみるまでサイズも重量もはっきりしないことが多い。だから、出品する時点では、実際には送料は分からない。
分からないんだけど、「だいたいこの程度だろう」と適当に見積もって出品するわけだ。
送料に関しては、原則として以下のような方針を取っていた。
「商品説明で明記した送料を請求する」
「もし送料が足りなくなっても追加請求はしない」
「もし送料が余っても返金はしない」
送料が不足するリスクは私(出品者)が負う、送料を余計に取られるリスクは、送料は明示してあるんだから落札者がリスクを判断してそのリスクを取れる場合だけ入札してね、という趣旨。

100円で落札された商品で、送料を140円請求したけど実際は205円かかっちゃった、という場合であっても、私は送料を追加で請求することはしない。65円分足が出るわけだが、落札価格が100円なのでマイナスにはならずに済む。本来落札価格100−システム利用料5=95円の取り分になるところ、100−65−5=30円の取り分に減ってしまうわけだが、マイナスにはならない。

ところが、明日からのシステム利用料改定で状況が変わる。
100円で落札された商品で、送料を140円請求したけど実際は205円かかっちゃった、という場合、システム利用料が5円から54円に値上がりするので、100−65−54=マイナス19円になってしまう。
さすがにマイナスになってしまう可能性がある出品はできかねる。

というわけで、いくつかの「ゴミ」は100円から200円に値上げしておいた。
50gか100gのどっちか、といった程度のパーツは100円のまま据置き。
クリックポストで送れるものはクリックポストで、送料込み300円に。
いや250円でも良かったかな。

まあもちろんね、ちゃんと測った上で出品すればいいんだけどさ、でも一応落札者の希望を聞いてから梱包するからね。とにかく安く、裸のまま封筒に入れてくれって人もいれば、エアキャップ(プチプチ)巻いてくれって人もいるし、ブリスターパッケージも購入時のまま全部欲しいって人もいるし。
その辺の希望を聞いてから梱包すると重量も変わってくる。
送料無料にすればいいって言うけど、送料無料にすると落札者の選択権も無くなっちゃうんだよね。

という愚痴でした。