アナログ放送の終了

アナログ放送が終了したそうですね。
でも、当家には影響なし。普通にオールスターをぼーっと見てました。

当家にはすでにテレビがありません。
古い14型のアナログテレビがあったのですが、あんまりテレビを見なくなっちゃったので、他に人にただで譲ってしまいました。
（ちなみにその人は、直ちに量販店に下取りに出して地デジを買っていた）
そして、ずっとPCにアナログチューナーカードを挿してテレビを見ておりました。
これがまた古いチューナーで、アテネオリンピックがどうこうって時期のものですから、もう七年目の製品です。

11年7月にアナログ放送が終了するという話を聞いて、もともと、11年夏になったらデジタルチューナーカードを買うつもりでいたのです。　
その頃になったら価格がだいぶこなれてくるんじゃないかなぁ、とか思って。
ついでに、その際にWindowsも、現在のXPから7に乗り換えちゃうつもりでした。
これからは64bitだろう！と思って、一昨年（2009年）暮れにDSP版のWindows 7 の64bit版を購入済みだったのですが、前記のアナログチューナーカードは64bitには非対応だったのですね。
64bitでどうしても使えない周辺機器はテレビチューナーだけだったので、じゃあついでにレガシーデバイスともおさらばしちゃおうぜ、みたいな目論見。

ところがところが。
当家は賃貸なのですが、大家さんが工事代を出してケーブルテレビの工事をしてしまいまして。
「デジアナ変換」ということで、アナログ放送用の機器がそのまま使えるようになってしまいました。
（下の階では「もうすっかり地デジ機器とか買いそろえた後にケーブルテレビの工事をするなんて、もっと早く言ってくれればいいのに」なんてクレームもついたとか）
以前はおなじみの「もうすぐアナログ停波しますよ」というテロップが画面に出ていたのですが、ケーブルの工事の後はテロップもなくなりました。
ただ画面右上に「デジアナ変換」という表示があるけど、あんまりアナログ停波のお知らせほど自己主張は強くないね。

デジアナ変換になって、映像も音声も特に問題はなく普通に見えてます。
ただ一つ問題が。
録画ができなくなっちゃった。古いアナログチューナーだから、著作権保護機能とかなにやらの関係で録画ができないみたいなのです。
これは不便…と一瞬思ったものの、でも録画してまで見たい番組ってあんまりないんだよね。
というか、録画してもHDDとDVDの中に死蔵されるだけで見ないものがほとんど。
ここは割り切って、録画はしないことにしました。

とすると、デジアナ変換のおかげで、2015年まではアナログチューナーカードが使えることになります（それまでPCIスロットが必須になる、ということでもある）。
いや、その前にWindows XP のサポート期限（2014年4月8日）が到来する。
となると、Windowsの乗り換えもそこまで伸びる、ということになっちゃいそうな感じです。
ありがちな話ですが、XPで特に不都合を感じていないもんで、せっかく買ったWindows 7も2年間ほとんど使用しないままになっているのです。
なんだかもったいないなぁ。