周回遅れの日記

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5日の日経の春秋

富家さんによると、標準体形より小太りの方が平均寿命が長く、病気からの回復力も強いことが各種の研究で証明されている。(中略)メタボな人を減らせば結果的に医療費が削減されると厚労省はいうが、富家さんは「新しい公共事業」と断じる。

いや、平均寿命が短くなった方が医療費が削減されるのでは?
と考えてしまった私。
自分の鬼畜度に気づいてちょっとブルーです。

あんまり大きな声では言えませんが、私はどっちかと言えば痩せ型。
8月の体脂肪率は平均で11.19で、暑いと10%切ってました。
でも体脂肪率が低すぎるのも、疾病に対する抵抗力が弱くなるので医療費増加の原因になるそうです。10%未満は危険だとか。
ダイエットしてるわけじゃないんですけどね。

国民年金第三号被保険者の年収基準

政府は、専業主婦らが国民年金保険料の支払いを免除される年収基準について、現行の「130万円未満」からの引き下げを検討する方針を決めた。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110902-00000302-yomidr-soci

恥ずかしながら、3号被保険者に年収基準があるということ自体を知らなかった私。
まぁだいたい、夫の配偶者控除の方の要件(合計所得金額38+65万円)の方が一般に有名だからなぁ。103万の方を意識して調整しているご家庭が多いんじゃないでしょうか。
ちなみに奥さんの給与がだいたい月あたり13万(*12=156万)超える見込みがあるなら、超えちゃった方が(働くのを抑えるより)得だそうですが、どういう計算でそういう数字が出てくるのかは全然分かりません。後で調べよう。

で、この要件が130万年より引き下げられると、3号被保険者になれず、かといって自らが1号被保険者になっても保険料免除の対象にならないパートの奥さんが増えます。
なので、セットで厚生年金の加入要件が広げられることが検討されています。

最終的には雇用保険の要件「労働時間週20時間以上」「31日以上の雇用見込み」にそろえ、新たに400万人を加入させる考えだ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110901-00000100-mai-pol

現在は雇用保険の被保険者だけど厚生年金の被保険者ではない、という人がいますが、現在の厚生年金の「日数3/4」の基準を給与の下限を設けつつ徐々に広げ、最終的には雇用保険の要件に合わせる、という方針のようです。
雇用保険と要件が同じになると資格試験の受験生にはありがたいですね。

将来、最終的に第3号被保険者という、いわば盲腸のようなものが無くなるのだとすれば、その受け皿を用意しておく必要があるわけですね。給料もらってる人はできるだけ2号被保険者に入れておきたい、と。
で、ボトルネックは雇用への影響と、国民年金の弱体化であると。

今気づいたんですが、どっちかっていうと健保の問題のような気もしてきました。
国民健康保険の加入者をなんとか減らしたいというのがメインのような。