OCNモバエンLTE980が3G対応に
実現するのはもっと先の話だと思っていた。
「OCN モバイル エントリー d LTE 980」における3G端末対応予定日について
http://www.ocn.ne.jp/info/announce/2013/04/11_2.html
4月8日(月)からAmazon.co.jpにて販売を開始しております「OCN モバイル エントリー d LTE 980」につきまして、従来はLTE端末のみでしたが、5月23日(木)より3G端末でもご利用が可能となる予定です。
設定等詳細につきましては、後日ホームページでご案内いたします。
なお、対応後は、現在「OCN モバイル エントリー d LTE 980」で提供しているSIMカードにつきましても3G端末でのご利用が可能となります。
LTE端末じゃないと使えなかった、「OCN モバイル エントリー d LTE 980」があと一月ほどでLTE非対応端末で使えるようになります。
私はLTE端末を持っていないので、無縁の話だと思ってましたがそうじゃなくなった。
早まってFOMAしか持ってないのに買っちゃった人、良かったね。
Amazonで買えるSIM。
OCN モバイル【エントリー d LTE 980】標準SIM
- 出版社/メーカー: NTTコミュニケーションズ
- 発売日: 2013/04/08
- メディア: エレクトロニクス
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IIJとOCNを比較
昨年IIJmio 高速モバイル/Dの「ミニマムスタート128プラン」(現ミニマムスタートプラン)を契約して使っていますが、昨年OCNのプランがあればOCNの方を選んでいたのではないかと思います。
ちょと悔しい。
「IIJMIO ミニマムスタートプランと」、「OCN モバイル エントリー d LTE 980」を比較。
IIJMIOミニマム | OCNモバエンdLTE980 | 備考 | |
---|---|---|---|
初期費用 | \3,150(税込) | \3,150(税込) | |
月額料金 | \948(税込) | \980(税込) | ユニバーサル料金除く |
初月の料金 | 日割 | 無料 | |
非LTE端末 | 利用可 | 不可→5/23から利用可 | |
通常速度 | 200kbps | 112.5Mbps (LTE) | ベストエフォート |
1日の制限 | なし | 30MB | OCN 制限超過後は100kbps |
3日間制限 | 366MB | なし | IIJ 規制適用後は30kbps |
増速クーポン | あり(\525/100MB) | なし | |
増速後速度 | 112.5Mbps (LTE) | なし | ベストエフォート |
メールアドレス | なし | OCN | |
ポイント | なし | OCNポイントーク | |
最低利用期間 | 利用開始月の翌月まで | なし(実質IIJと同じ?) | |
SIM交換 | 可(手数料\2,100) | 不可 |
費用の面ではほぼ互角です。
OCNの方が月額費用が若干高いのですが、利用開始月が無料になる分、申込日をうまく調整すれば相殺される程度の差です。
両者の一番の差は速度の違い、というか速度の変わり方が違います。
最初速くて、使いすぎると後で遅くなるのがOCN。
最初遅くて、クーポンを追加すると後で速くなるのがIIJ。
(さらにIIJは、ものすごく使いすぎて3日間で366MBを超えると制裁的に遅くなる可能性があります)
IIJ使いからみると、OCNのプランは、「遅いけど、30MBだけ使える増速クーポンが毎日無料で付与される」という感じになります。
私はOCNモバエンdLTE980の方が良かった
使いすぎを気にせず安心して使える、という点はIIJの方が良い。
ただし、使ってみて分かったことですが、実際の使用実態を考えるとOCNの方が私には合っている。
朝〜日中はWebメールにせよ、マップにせよ、IIJの200Kbpsだと「速くダウンロードしてくれ!」とイライラすることが時々あります。
今すぐ拡大地図を確認したいのに、なかなかダウンロードしてくれず歩き出せない、速くしてよ!と。
気が急いているときにはちょっとの引っかかりでも、ものすごいストレスになるものです。
それに対して夕方以降は遅くて、引っかかっても待てることが多い。
だから私の場合は日中速くて、夕方以降遅い方が合っている。
日中に30MB使い切っちゃうことも多いとは思うけれど、それでも日中速い方が良いと思う。
(まあでも上流が混んでいるときは、回線を速くしてもあんまり意味無さそうではありますが…)
IIJミニマムスタートも推しておく
低価格MVNOの中では、品質的には頭ひとつ抜けていると思います。
200kbpsベストエフォートなのですが、Speedtest.netではほぼ常時200kbpsを超える速度が出ます(除:昼休み)。
最初に接続したときに一瞬だけ増速する仕掛けが組み込んであるらしく、それがスピードテストで公称値以上の速度が出る理由であるらしいのですが、そのおかげで、例えばブラウザを開いたときにも画面が表示されるまでが比較的速く(相対的な意味でね)、あまりストレスを感じないことが多いです。
radikoを流しっぱなしにするような人はIIJの方がいいでしょう。(でも規制注意)
いつIIJから契約を切り替えるか
どれがベストか?という問には、あまり意味がありません。
重要なのは、各人の使い方に合っているのはどれか?です。
私の場合はIIJよりOCNの方が良いです。
でも、すぐに契約を乗り換えるほど良いか?と言われると、それほど良いわけではないと思います。
短期間で解約すると初期費用が無駄になっちゃうということもあるし。
じゃあいつ乗り換えるかというと、SIMを交換するタイミングで契約を乗り換えようと考えています。
現在私は標準サイズのSIMカードを使っていますが、これは私が(ガラケーを含め)標準SIMの端末しか持っていないからです。
microSIMの端末やnanoSIMの端末に買い換えたり機種変更した場合にはSIM交換が必要になりますが、IIJだと交換手数料が¥2,100かかります。
だったら交換手数料払うよりは、解約して別の契約の初期費用を払った方がいい、という目論見。
逆に今OCNに乗り換えたあとで、端末を買い換えたり壊したりしてSIM交換が必要になった場合、SIM交換ができないから解約して新規契約し直さなければなりません。
これは無駄。
去年は日本通信、DTI、IIJくらいしか選択肢がなかったのに、低価格MVNOはサービス事業者がずいぶん増えました。
選択肢が増えて、それぞれの環境に合わせて最適なプランを選びやすくなりましたね。