周回遅れの日記

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来年kaveriに買い換えようかな

来年4月の税率アップ前に、CPUとマザーを買い換えようかなあと考えております。
新しいkaveriにするか、いやrichlandの投売りを狙うか、それとも先送りするか、どうしよう。
DDR3のうちは買い換えない、メモリの世代交代とともに買い換えようと思ってましたが、なかなかDDR4が来ないようなので、いい加減次のPCの買換えを視野に入れようと思います。
DDR4が来るまで待たず、DDR3のうちに一回買い換えるということです。

で、AMDのrichlandの次の発表時期が明らかになったという話。

現在開催中のAMDの開発者向けイベント AMD Developer Summit 2013 (APU13)で、AMDの4世代めのAPUとなるKaveriは2014年1月14日に正式に発表と公開されました。技術情報の開示はCES 2014 直前の1月5日になるとのことです。

PINUPS - 上田新聞 blog版: Kaveriは2014年1月14日に正式に発表、最上位モデルは3.7GHzのA10-7850K

このRichlandの後継として投入されるのが、初日のリサ・スー氏の基調講演で2014年に投入される予定と明らかにされたKaveri(カヴェリ、開発コードネーム)だ。今回のグラヴニング氏の説明会では、Kaveriのスペックがもう少し公開され、CPUは新設計となるSteamrollerコアの2〜4コア構成になり、熱設計消費電力の枠は15〜35WとRichlandとほぼ同じ枠になることが明らかにされた。また、KaveriはRichland同様、2チップ構成のままでSoCではないことも明らかにされた。このほかは、スー氏の基調講演で明らかにされた通りで、GCNアーキテクチャGPU、HSAに対応(hQとhUMAに対応)、プログラマブルなオーディオエンジン(AMD True Audio)に対応なども確認された。

なお、提供時期には関しては初日の基調講演で触れた通りで、まずはデスクトップPC版が2014年1月14日に投入され、その後ノートPC版が提供される流れになる。

【イベントレポート】AMD、Kabini/Temashの後継「Beema/Mullins」を2014年前半に投入へ ~クアッドコア、GCN、ARM TrustZone、Instant Go対応でSDP 2W以下 - PC Watch

Kaveriは遅れる遅れるって言われてましたが、1月14日発表の2月発売なら税率アップ前に間に合うではないですか。
じゃあこの際CPUとマザーを入れ替えましょうか、という気になっております。

今のメイン機、CPUは2コアのAMD Athlon II X2 235e、マザーボードは785GのGIGABYTE GA-MA785GPMT-UD2H という構成。2009年にBTOで購入したものです。ゲーマーでもないし、まだまだ戦えるスペックではありますが、でもときどき力不足を感じるのも事実。完全に時代遅れになる前に処分しちゃおうかなあ、という気持ち。いや、処分じゃなくてサブ機として残してもいいのか。

フラッグシップモデルとして、「A10-7850K」の名前が出ております。
が、ローエンド指向の私の場合は下位モデルのA8-7600くらい(ナンバーは適当に想像)のAPUと、やはりローエンドのA78チップセットのMicro ATX マザーボードを合わせて2万5000円くらいでなんとかなってくれないかな?グラボは無し。ストレージやケースは今のを使い回しで。電源だけ買い換えるかもしれませんが。メモリは今は買えません。増税後まで待っても、値下がりしてからの方がいい。

でも、Kaveriが地雷だったらどうしよう?という不安も頭をもたげてきました。
28nmプロセスへの移行とかいろいろ新機軸が満載(むずかしくておじさんにはよくわかりませんが…)でそれはそれで魅力的なのですが、ローエンド指向の私としては最先端を追っても仕方ないなあという感もあります。
それなら逆に、来年には旧モデルになるRichlandのA-8 6500と、A75マザーの方がいいかな?という気もします。枯れた感じで安定して使えそうだし。私のレベルだと、RichlandでもKaveriでも、できることにはたいして差がないのです。

kaveri発表に合わせて安く投売りされれば、の話ですが。

GIGABYTE マザーボード A75 FM2 microATX GA-F2A75M-D3H

GIGABYTE マザーボード A75 FM2 microATX GA-F2A75M-D3H

たとえばこんな組み合わせ。
A8 6600Kと、GIGABYTE の GA-F2A75M-D3H。
Amazon価格で12,398円+7,729円=20,127円。
3ヶ月後には次が発売されると考えると、2万円は出せないという気持ちです。年末に投売りにならないかな。

DDR4まで待つという選択肢

来年年明けに買ってしまうと、DDR3対応のマザーボードを買うことになりますから、きたるべきDDR4の時代には使い回しが効かないことになります。
DDR3とDDR4に互換性があるのかどうかは知りませんが、この記事にあるこの図を見る限り、DDR3とDDR4は切り欠きの位置が違うのでそもそもスロットに刺さらないでしょう、たぶん。
したがって、DDR4時代にはDDR3のメモリが入手困難になって泣く羽目になる可能性があります。今、DDR2の人が泣いているのと同じように。

現状、直ちに買い換えなくても不都合はないので、DDR4まで待つという選択肢もあるのですが。
でも待てないんじゃないかなという気もします。

来年、エンタープライズ向けのHaswell-EXからDDR4対応がはじまるそうですが、コンシューマ向けはまだまだ先です。
こちらの記事によると2015年の段階でまだDDR3とDDR4が併存するようです。

価格が等しくなるのは大体2015年末であるが、とりあえず2014年第4四半期に入るとDDR3との価格差が10ドル未満になるため、このあたりで転換が始まることになるだろう。
また、2014年はおそらくDDR4-2133が主流で、一部DDR4-2400が出るかどうかというあたりだが、2015年はDDR4-3200が投入されることになると見られる。

ASCII.jp:DDR4はどうなる? インテルのメモリー戦略を予測データから読む (3/3)|ロードマップでわかる!当世プロセッサー事情

ハイエンドユーザーの皆さんは2015年にはDDR4に飛びつくと思いますが、私は価格がこなれてきてくるまでは興味があっても静観するタイプですから、2015年中はまだDDR4は買えないと思います。早くてDDR4を買えるのは2016年になるでしょう。
しかも予測どおりに行くのかどうか分かりません。今までずっとPC市場は拡大を続けてきましたが、今後の拡大はかなり怪しいです。市況を踏まえて後ろ倒しするとか、特にデスクトップPC向けは後回しにされるなんて可能性も考慮する必要があると思います。
そう考えると、DDR4を待っているうちに今のメイン機が寿命を迎えてしまう可能性は十分にあるように思います。
今のメイン機を購入したのは2009年暮れなので、2009年末〜(実質4年)〜2014年初で買換え、その次は2014年〜(4年)〜2018年に買い換えるという形になるかな。
上記記事の予測が1年後ろ倒しにされると踏んでも、2018年にもなれば普通にDDR4が一般化しているでしょう。
そして、2018年に乗換えなら、そんなに世間から致命的に遅れずに済む。そんな目論見。

いや、そもそも、2018年ころにデスクトップPC使ってるかどうかも分からんよなあ。
あんまり先のことは考えない方がいいかなあ。