mineoとSOL21
auのSOL21を中古で入手して、7月6日からmineoをつかいはじめました。
au回線を利用した、ケイ・オプティコムが提供するMVNOの格安SIMのmineo(マイネオ)ですが、先行予約特典の効く6月30日ぎりぎりに申し込んで、7月6日に利用をはじめました。
mineo(マイネオ)を契約するにあたり(必ずしも必要というわけではないのですが)mineoで動作確認済みのauのLTE端末、Xperia(TM) VL SOL21を中古で入手しました。
本体のみ、電池保ちが怪しい、WiFiなら使えているがSIMを認識するかどうか分かりません、という条件でしたが、お値段が6,000円程度だったので我慢です。本当はau Wi-Fiが使えてしまうという噂のHWD14を入手しようかと思っていたのですが、値段を見てSOL21に方針転換。
入手してみると、幸い不具合は無いようで良かった。
電池は減るの早すぎじゃね?という気がしますが、SOL21は電池が劣化しても電池パックを取り外して自力で交換できるので、その点は安心です。中古端末の場合は、自力で電池を取り外せないもの(SO-03DとかSO-02Eとか)を買ってしまうと、電池交換代が予想外に高くつくことがあるので注意が必要です。
本体価格はドコモのSO-01EよりauのSOL21の方が安いけれど、アクセサリ類はSO-01Eの方が入手しやすそう。
SOL21はリアカバーの大きさやストラップホールの位置がドコモのSO-01Eと違う。
なので、そこに注意すればケース類は使い回せる。
でも6,000円で買ったものだとケースも要らないような気がする。
mineoのセットアップをして、無事LTEでつながりました。
大倉さんで速度測定してみました。見せてもらおうか、auの新800Mhz帯の性能とやらを。
下り2.29Mbps/上り3.32Mbps/PING 98 ms。
…むう、ちょっと不満。日曜夜ですがこんなもんですか?
これだとPING以外はドコモのMVNOのSIMを、3G専用端末で使うのとあんまり変わらないですが。
なお大倉さんスピードテスト、一回で5.9MB費消しました。
できれば同じ端末で比較できれば良いのですが、SOL21でモバイルデータ通信ができるSIMはmineo一枚しか持ってないので比較できません。ちなみに、一応SOL21にOCNモバイルONEとIIJmioのSIMを挿してみましたがもちろん使えませんでした。
SOL21でテザリングもできる。
何もしなくてもテザリングできちゃうって、MVNO格安SIM界的にはすごいことですよ。ちょっと感動。
ただ、高速モードでテザリングするのはちょっともったいないので、できれば低速モードに切り替えてテザリングできればタブレットとかと2台持ちするのに便利なのですが。でもまだmineoは切替は非対応なので、それは我慢です。
シングルタイプはSMS機能がありません。
SMS無しでも、auの動作確認済み端末を使う限りmineo(マイネオ)ではいわゆるセルスタンバイ問題は生じない、とのことでしたが、「圏外時間」が0%なので、たしかにセルスタ問題は生じていないようです。
…実際のところ電池は消耗速いと感じているのですが、これはセルスタ問題とは無関係に、中古品として購入した時点で電池がかなり劣化していたのかなあ、と思います。
格安スマホよりも中古の方がいいのに、と思ってしまうわけですが
最近脚光を浴びている残念なスペックの割高な格安スマホを買うよりは、こうやって中古端末を入手した方がいいのになあ、と思ってしまうわけですが。
でも、今回入手したSOL21は6,000円程度でしたが、完全な動作は必ずしも期待できない、リスクをはらんだお買いものでした。まあリスク承知のうえで買ったわけですが。
オークション落札相場をみていると、SOL21が5,000円台4,000円台で落札されているものもありますが、何かしら地雷を抱えているものばかりですね(ネットワーク利用制限△ばっかり)。そういう点で、中古端末はたしかに怖いですね。
残念スペック格安スマホは、低スペックではあっても、SIMフリーですからネットワーク利用制限もつかないし、不良があっても販売元の保証が効きます。前オーナーが変なアプリを仕込んでいることもありません*1。
そういう点では、中古を買うよりも割高な格安スマホを買う方が安心感があるというのは理解できる気がします。
…「割高な格安スマホ」というのもどうかとは思いますが。
*1:製造元が何か仕込んでいるかもしれませんが… まあでもそれはキャリアの端末を買っても同じリスクがありますから。