周回遅れの日記

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ヤフオク!のシステム利用料改定、例外カテゴリが追加される

15年2月16日に予定されているヤフオク!のシステム利用料改定の値上げですが、その例外として、1,000円以下の落札価格でも従来通りシステム利用料が5.40%となるカテゴリが追加されました。
システム利用料の改定について以前書いた記事はこちら。
ヤフオク!で1,000円未満の商品のシステム利用料が値上げに - 周回遅れの日記

本日の発表。

2014年12月25日にお知らせいたしました落札システム利用料の改定につきまして、
皆様からのお問い合わせやご意見などをもとに検討いたしました結果、
落札システム利用料をこれまで通り落札価格の5.40%(税込)とするカテゴリを
以下の通り追加させていただきますのでご案内申し上げます。
■2014年12月25日にご案内済みのカテゴリ
・本、雑誌
・コミック、アニメグッズ
■追加カテゴリ(7カテゴリ)
・おもちゃ、ゲーム > ゲーム
・おもちゃ、ゲーム > 食玩、おまけ
・アンティーク、コレクション > トレーディングカード
・アンティーク、コレクション > 切手、官製はがき
・音楽 > CD
・ファッション > キッズ、ベビーファッション
・ホビー、カルチャー > ハンドクラフト、手工芸

落札システム利用料改定の一部変更について

音楽好きな方良かったですね。
今後どうなるかをまとめると。

原則

落札価格が1,000円以上の場合…システム利用料は落札価格の5.40%(税込)
落札価格が1,000円未満(999円以下)の場合…システム利用料は一律54円(税込)

(例)
MicroSDHCカードを開始価格1円、送料落札者負担で出品した場合。
1,000円で落札された場合、システム利用料は54円(1,000×5.40%)。
999円で落札された場合、システム利用料は54円(一律価格を適用)。
開始価格のまま1円で落札された場合、システム利用料は54円(一律価格を適用)。

例外その1─送料無料での出品

送料を出品者が負担する場合(送料無料で出品する場合)、すべてのカテゴリにおいて、落札価格にかかわらず、システム利用料は落札価格の5.40%(税込)

(例)
MicroSDHCカードを開始価格1円、送料無料(出品者負担)で出品した場合。
1,000円で落札された場合、システム利用料は54円(1,000×5.40%)。
999円で落札された場合、システム利用料は53円(999×5.40%)。
開始価格のまま1円で落札された場合、システム利用料は0円(1×5.40%)。

※ここでは小数点以下が切り捨てられると想定していますが、実際どういう処理をするかは2月分の明細が来るまで分かりません…

例外その2─例外となるカテゴリ

「本、雑誌」「コミック、アニメグッズ」「おもちゃ、ゲーム > ゲーム」「おもちゃ、ゲーム > 食玩、おまけ」「アンティーク、コレクション > トレーディングカード」「アンティーク、コレクション > 切手、官製はがき」「音楽 > CD」「ファッション > キッズ、ベビーファッション」「ホビー、カルチャー > ハンドクラフト、手工芸」
これらのカテゴリにおいては、落札価格・送料の負担方法にかかわらず、システム利用料は落札価格の5.40%(税込)

(例)
文庫本を開始価格100円、送料落札者負担で出品した場合。
1,000円で落札された場合、システム利用料は54円(1,000×5.40%)。
開始価格のまま100円で落札された場合、システム利用料は5円(100×5.40%)。

文庫本を開始価格182円、送料無料(出品者負担・メール便で発送)で出品した場合。
1,000円で落札された場合、システム利用料は54円(1,000×5.40%)。
開始価格のまま182円で落札された場合、システム利用料は9円(182×5.40%)。

落札者さんへの影響は?

落ち専の方の場合。
値上げになるからといって、落札者さんに対して値上げ分が直接課金されるわけではありません。
でも、開始価格に値上げ分が上乗せされて、結果的に高い値段で落札せざるを得なくなる可能性はあります。
特に、例外カテゴリに該当しない商品で、低額の商品を大量に手に入れたい(100円で落とせるものを100個買ってコレクションしたいとか)といった場合は、値上げが実施される前に買っておいた方が良いかもしれません。

開始価格1,000円以上の商品については直接には影響はありませんが、値上げ分を取扱商品全体でカバーしようとする出品者の場合は、全体的に開始価格が上がるかもしれません。