周回遅れの日記

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ブックオフで発売する「Liquid Z200」とPolaroid pigu

明日28日からSIMとセットで1万円でブックオフで発売される「Liquid Z200」。

日本エイサー株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:袪 國良(ボブ・セン))は、国内スマートフォン市場初参入となる SIMロックフリースマートフォン「Liquid Z200」を発売いたします。
「Liquid Z200」は、中古本販売チェーン「ブックオフ」(BOOKOFF)を展開するブックオフコーポレーション株式会社(本社:神奈川県相模原市代表取締役社長:松下展千(まつした のぶゆき))の全国の一部ブックオフチェーン店舗で、丸紅グループが提供する 格安SIMカードのブックオフオリジナルプラン※1をセットにして、2015年1月28日(水)より販売開始いたします。

国内スマートフォン市場初参入 SIMロックフリースマートフォン「Acer Liquid Z200」2015年1月28日(水)よりブックオフチェーン店舗にて発売

Acer、Androidスマホ「Liquid Z200」をブックオフで販売
ブックオフ、格安スマホ販売 中古携帯買い取りも強化「スマホ売るならブックオフ」

AcerSIMフリースマートフォン、「Liquid Z200」と、70MB/日の高速通信を利用できるデータ通信専用SIMカードとのセット販売。
SIMとセットで1万円(税抜)なのか、スマホ単体が1万円(税抜)でそれとは別にSIMの初期費用が3,000円(税抜)かかるのか、いまいち明確ではない。
ケータイWatchの記事では前者、ITmediaの記事では後者のように読める。
明日28日9時以降はブックオフのオンラインショップがオープンするので、そこで確かめるしかない。
(追記)
端末価格が1万円。SIMの初期費用3,000円が別に必要。端末単独での購入も可能、だって。

セット販売されるSIMは日本通信系の丸紅無線通信のSIMだそうである。
ということは楽天ブロードバンドLTEと同じ形態になるだろうか。

Polaroid piguと比較

「Liquid Z200」と今投売りされている「Polaroid pigu」を比較してみる。
ロースペSIMフリースマホと音声SIMがセットで4,980円 - 周回遅れの日記

  Liquid Z200 Polaroid pigu
OS  Android 4.4  Android 4.4
CPU 1.0GHzデュアルコア 1.0GHzデュアルコア
メモリ   512MB   512MB
内部ストレージ   4GB   4GB
サイズ  65 * 126 * 10.3  60 * 116 * 9.9
重量   130グラム   97グラム
画面   4.0型  3.5インチ
解像度   480 * 800   320 * 480
SIMスロット  標準+Micro  標準+Micro
SDカード MicroSDHC 32GB MicroSDHC 32GB
WCDMA   900/2100MHz   800/2100MHz
Wi-Fi  802.11b/g/n  802.11b/g/n
インカメラ   なし   30万画素
アウトカメラ  200万画素  200万画素
バッテリ  1300mAh  1400mAh
連続通話時間   180分  (データ無し)
連続待受時間   200時間   450時間

スペックを比較すると、「Liquid Z200」は「Polaroid pigu」より一回り大きく、画面サイズも大きく、解像度が高い。解像度の差はメールなどのやや長い文章を表示するときには結構影響するのではないか。

Polaroid pigu」は一回り小さく軽い。
バッテリの容量があまり変わらないのに連続待受時間がかなり違うのは画面のせいか。

使える周波数の違いは重要。
自分が使うつもりのSIMではどの周波数に対応しているのか必ず確認してから買うこと。
「Liquid Z200」は800Mhz帯を使えない。つまりドコモのFOMAプラスエリアを使えない。
その代わりソフトバンクの900Mhz帯を使える。
Polaroid pigu」は900Mhz帯を使えないが、その代わりドコモのFOMAプラスエリアを使える。

「Liquid Z200」はインカメラ(フロントカメラ)が無い。
インカメラが必要なアプリで遊びたい人は要注意。

全体的には「Liquid Z200」の方が若干上なのだが、値段がかなり違う。
Polaroid pigu」はいま、OCNモバイルONEの音声通話SIMとのセットで4,980円で売っている。
「Liquid Z200」は日本通信系のSIMとのセットで1万円。端末だけで1万円、それとは別にSIMの初期費用3,000円でした。
5,000円の価格差があるが、「Liquid Z200」にはそれほどの優位性はないのではないか。
[rakuten:goosimseller:10000236:detail]
ただし、「Polaroid pigu」はすぐには入手できない。
早くても2月10日の発送で、音声SIMが手元に届くのはさらにもっと後になる。
今注文しても、音声SIMが届くのは3月半ばくらいになるかもしれない。
「Liquid Z200」はブックオフの取扱店に行けば明日28日には入手できるはずである。
SIMはデータ通信タイプだから、やはり即日開通できるはず。今すぐにでも欲しい人は「Liquid Z200」の方が良いだろう。

あと「Liquid Z200」にせよ「Polaroid pigu」にせよ、2015年時点では群を抜いた低性能モデルであることは留意する必要がある。
このスペックで何をやれて何ができないかを把握している人向け。
売る方は初心者に売るつもりかもしれないが、どっちも初心者は買っちゃダメですよ。

中古端末をブックオフで売ると「Liquid Z200」がタダでもらえるけど…

ブックオフ、店頭で携帯を売却すると新品スマホをプレゼント
これを呼んで、私も手元のガラケーを「Liquid Z200」に交換してこようかと一瞬思ったが条件が厳しい。

  • 2007年以降に製造された携帯電話
  • 3大キャリアの携帯電話に限る
  • データ通信専用SIMを契約しなければならない
  • SIMの契約に初期費用が3,000円かかる
  • SIMは2年縛り付き

いまどきデータ通信専用で2年縛りはねーよ、と思ってしまうわけですが。