イタリアから独立する村

　イタリア中部の山村が、国の緊縮財政策の一環として小村廃止が浮上したことに反発、「独立」と「独自通貨導入」を目指す方針を表明した。国の補助金削減や増税、歳出削減を押しつけられることへの反発もあり、ベルルスコーニ政権の財政再建をめぐる議論に一石を投じている。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110915-00000961-yom-int

某国では「平成の大合併」による市町村合併で行政の効率化を図ったわけですが、似たようなことをやろうとしたら小さな村が反旗を翻した、というお話。某社の工場があるからうちの町は合併せず独自路線で行きます、なんてのは某国でもよく聞く話ですが、統合拒否を通り越して独立まで行ってしまったという。
観光アトラクションとしての独立国じゃなくて、独自通貨も発行し旧王家（サヴォイア家？）から君主も迎えるというというのだから、本格的な話です。
* いやでも南欧のことだからあんまり真面目に受け取ってはいけないのだろうか。なんといっても南欧だし。
ところで、無事独立したら、この「国」はEUに加盟するんでしょうか。
加盟後にイタリアがヤバくなったらイタリアに対する融資にも参加する？

ネタで済んでいるうちは良いのですが、EUの将来を象徴するようなお話でもあるような気がいたします。
ドイツとかでも「もうギリシャとかとは一緒にやってらんねえ」なんて思ってる人はそれなりにいるみたいだし。