古いノートにWindows8を入れるがドライバがない
古いノートPCのWindows8対応を調べる
Celeron M 350 はWindows8に対応していた、だがしかし
起動しない状態から復活
こちらの記事の続き。
Dell Latitude D505
インテル Celeron M350 1.30Ghz
インテルR 855GMEチップセット
Intel(R) 82852/82855 GM/GME Graphics Controller
上記の古いノートPCにWindows8をアップグレードインストールしたのですが、ドライバがありません。
一応OS標準のドライバで画面は映るのですけれども、グラフィックドライバはなんとかしたいところです。
拾ってきたVISTA用のドライバ(855gm_vista_driver.zip)を適用してみます。
「発行元を検証できない」というダイアログが出ますが、無視して適用してみますが、やっぱりダメ。
こちらのブログに、Windows7で855GMEを使うことに成功した方法として紹介されていたものを試してみます。
が、c:\windows\system32\drivers\vgapnp.sys がWindows8には存在しないことに気づく。
何でもWindows8では標準のVGAディスプレイドライバーが無くなったそうです。
(その代わりにあるのが「Microsoft基本ディスプレイアダプター」)
だから、vgapnp.sys が無いんですね。
じゃあ、代わりにMicrosoft基本ディスプレイアダプターのドライバをいじくってやれば良いのではないか?
と安直に考えてドライバを探します。
Vではじまる.sysファイルではないかと思い、Vの近くでそれらしい名前のものを探すが見つからない。
デバイスマネージャを見た方が早かった。
BasicDisplay.sys でした。
c:\windows\system32\drivers\ にBasicDisplay.sys 見つけました。
デバイスマネージャで既存のものを削除して、BasicDisplay.sysの書換え権限を取得してから、BasicDisplay.sys をメモ帳で書換え、Intel_6.14.10.3732.zip を解凍したものを適用しようとしますが、ダメでした。
この後、何度かちょっとずつやり方を変えて試みていたのですが、何度目かよく覚えていませんが、再起動の後に起動しなくなりました。
起動すると、ちょっとだけプログレスバーが表示されてすぐに何も表示されなくなります。
(嫌になってきて、ちゃんと記録を取っていなかったので、直前にした操作が何なのかははっきり書けません)
以前は、このまま待っているとWindowsの修復を実行されたのですが、今回は待っても何も起きず、HDDのアクセスも停まり、HDDが省電力でスタンバイに入ってしまいます。
電源長押しで強制電源断、電源入れる、放置、を何度か繰り返しますが起動しない。
仕方ないので、ライブCDのUbuntuを突っ込んで、デスクトップに保存しておいた書換え前のオリジナルのBasicDisplay.sys をC:\windows\system32\drivers\にコピーし、同所に置いておいた vgapnp.sys (別マシンのWindows 7 x86版から持ってきたもの、無意味だった)を削除して、再起動したところ何事もなかったかのように再起動しました。
画面は相変わらず汚いままですが。
このほかにも、無線LANのドライバのインストールで起動しないトラブルにも遭遇しており、もういい加減嫌になってきました。
私のスキルでは無理ですね。ここで一区切り、断念。
こちらを見ても、結論として
So you should stay at your current Windows.
「今のままでええやん」と言われてしまっています。
とはいえ、汚くて音が出ないのを我慢すれば、Windows8でも緊急用マシンとしては一応使えるのが分かったのは一応収穫です。