11月の定例Windows Update
11月の定例Windows Update です。
アップデート検出の際に、Windows XPのCPUが100%に貼りついて大変です。
WIndows XP のCPUが100%に貼りついて進まない
こちらはサブ用のWindows XP Modeで、Microsoft Updateを試みた際の状況。
CPUが100%に貼りついたまま更新プログラムの確認が一向に進みません。
検索するとこちらの記事がヒットします。
(事象の詳細)
WSUS サーバーへの更新プログラムの検出実行時において、svchost.exe の CPU 使用率が 100% となる。
更新プログラムの検出処理自体は時間を要する場合があるものの、最終的には成功に至りインストールも正常に完了する。(発生環境)
以下 2 点の条件を満たす環境で、本事象が発生する事を確認いたしております。
Windows Server 2003 および Windows XP
Single Core CPU、Hyper Threading なし等、マシン スペックが比較的不利である(原因)
本事象は「Internet Explorer の累積的なセキュリティ更新プログラム」の検出処理に起因しており、下記の 4 点において特に顕著であることが確認されております。
KB2846071（7月公開分）
KB2862772（8月公開分）
KB2870699（9月公開分）
KB2879017（10月公開分）(暫定対処策)
http://blogs.technet.com/b/jpwsus/archive/2013/10/18/windows-xp-windows-server-2003-windows-update-svchost-exe-cpu-100.aspx
以下の 2 点を暫定対処策としてご検討くださいますようお願いいたします。
暫定対処策 (1)
「Internet Explorer の累積的なセキュリティ更新プログラム」を事前に単独で配信しインストール完了させる。
シングルコア、シングルスレッド（という言い方でいいのか？）の古いXPマシンでよく発生している模様です。
私の場合、ホストマシンはシングルコアではありませんが、仮想マシンのXPmodeはシングルコアのCPUということになりますから、該当します。
しばらく放置しておけばそのうち更新プログラムの確認は終わりますが（とはいえ、半日がかりになる人もいるらしい…）ここは「暫定対処策」を試します。
上記記事によると、IEの累積的な更新プログラムの最新版だけを手動で落として適用しちゃえばいいとのこと。
最新の Internet Explorer の累積的なセキュリティ更新プログラムは過去に公開された Internet Explorer の累積的なセキュリティ更新プログラムの修正内容をすべて含んでおりますので、最新のもののみを承認して、古いものをすべて拒否済みに設定して頂いて問題ございません。
http://blogs.technet.com/b/jpwsus/archive/2013/10/18/windows-xp-windows-server-2003-windows-update-svchost-exe-cpu-100.aspx
この記述を見る限り、最新版だけ落とせばいいのね。
最新の累積的な（略 は「MS13-088 - 緊急 Internet Explorer 用の累積的なセキュリティ更新プログラム (2888505)」ですね。
Microsoftのサイトからダウンロードサイトを探します。
どうでもいいですが、Microsoftのサイトで「2888505」で検索すると該当無しになっちゃうんですね。「KB2888505」というように、KBを付けないとヒットしません。
一体どこから落とせばいいんだ！と一瞬途方に暮れてしまったではないですか。
日本マイクロソフト - Official Home Page
検証
ということで、KB2888505を落とします。
自分のOSとIEのバージョンを間違えないようにしてください。手動更新ですから、自動的に判断してくれませんのでご注意を。
私はXPでIE8なので、ここから落とします。
XPでIE7とIE6の方はこちらから。
Download Internet Explorer 7 for Windows XP 用セキュリティ更新プログラム (KB2888505) from Official Microsoft Download Center
Download Internet Explorer 6 for Windows XP 用セキュリティ更新プログラム (KB2888505) from Official Microsoft Download Center
その他のOSの方はこちらから探してください。
落としたものを適当な場所に置きます。
私の場合は、XPでIE8なので、IE8-WindowsXP-KB2888505-x86-JPN.exe です。
これをデスクトップに置いて、ダブルクリックして実行します。
あとはウィザードに従って実行して、再起動。
再起動後はすんなりとMicrosoft Updateが進みます。
と思ったらアップデート失敗！なんと、何が悪かったのか？
もう一度試みたら成功。
追加選択のルート証明書を、「重要」のグループと一緒に更新しようとすると失敗してしまうらしい。「重要」グループだけ先に適用したら成功しました。XPって前からそういうものだった、ような気もしますが、もうXPのことはあんまり覚えてないので分かりません。
成功した更新
Windows XP 用セキュリティ更新プログラム (KB2862152)
Windows XP 用セキュリティ更新プログラム (KB2868626)
Windows XP 用セキュリティ更新プログラム (KB2876331)
Windows XP の ActiveX Killbits に対する累積的なセキュリティ更新プログラム (KB2900986)
悪意のあるソフトウェアの削除ツール - 2013 年 11 月 (KB890830)
再起動後、ルート証明書の更新も適用。
成功した更新
Windows XP [2013 年 11 月] 用のルート証明書の更新プログラム (KB931125)
Windows7 x64
Windows7 x64 のメイン機（ホスト）の方。
今日はまだ見送り。人柱の皆様のお加減をうかがいつつ、明日の夜になったら適用するつもり。
InternetExplorer 11がもう来てる。
IE10をまだ入れてないのに、IE11が配信されてます。
（IE10は非表示になってます）
チェックは外れてますが、このまま入れられちゃうみたいな感じ。
いやいやIE10でさえ入れるのに抵抗があるのに、IE11なんてまだダメですよ。
オプションは4つ。Bingは当然スルー、おなじみのKB2670838も今回はスルー。
ハードウェア関係が一つ。
Logitech - Other hardware - USB Input Device (Logitech Download Assistant)
これは、こないだトラックボールM570を使いはじめたせいでドライバの更新が出たんですね。
WindowsUpdate経由でも更新できるようですが、たぶんロジクールのsetpointをインストールすると一緒に最新版のドライバが入るのではなかろうか、という気がする。まだsetpointインストールしてないのでWindowsUpdateで出ちゃったけど、Setpointと一緒に入れた方が良いような気がするのでスルー。
M570t、setpoint無くても快適に使えているので入れないつもりだったけどやっぱインストールするか。
Windows 7 for x64-Based Systems 用更新プログラム (KB2830477)
これはリモートデスクトップ機能をWindows8.1とほぼ同等にするってやつですね。
興味はあるけど、不具合報告を見つけたので今回はスルー。
というわけで、オプションは今回は全部スルーだな。
スルーしてばっかりはいられないわけで、いい加減IE10とKB2670838を片付けなければ。
来月には必ずやります。いや、今年中には。ってもう12月やん！
トラックボールって素晴らしい！
という記事を書くつもりが今日も書けなかった。明日こそ書きます。
