周回遅れの日記

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FP2級11年9月試験 学科 ライフプランニングと資金計画

学科も一応ざっと復習してみた。
前の記事で54点と書きましたが、正しくは53点だったみたい。

「ライフプランニングと資金計画」は10問全部正解。年金で間違えなかったのは初めて。最初で最後か。

問題1

1. 適切。
2. 適切。
3. 適切。
4. 不適切。有償で投資顧問業を行うことは金融商品取引法に違反する。

問題2

 ボーナス?
1. 適切。平成20年度の社会保障給付費は94兆円で、平成19年度の91兆円より増加している。
2. 適切。平成20年度は26%で、平成19年度の24%より増加している。
3. 適切。昭和55年度から平成20年度までの社会保障給付費の増加率は94兆÷24兆=391%。国民所得の増加率は351兆÷203兆=172%。
4. 不適切。2005(平成17)年から2006(平成18)年にかけて、23.99→23.75と前年度を下回っている。

問題3

可処分所得=収入−所得税・住民税−社会保険料
社会保険料には、小規模企業共済等掛金控除は含むが個人年金保険料は含まない。
損害保険料は無視して良い。
よって800−75−35−65−5=620で2.が適切。

問題4

 3.は知らなかったけれど、1.2.4.は正しいので消去法で正解。
1. 適切。
2. 適切。協会けんぽの保険料率は全国一律だったが、平成21年10月から都道府県別に。
3. 不適切。組合健保の保険料率は組合ごとに定める。負担割合は原則として事業主と被保険者が二分の一ずつ負担するが、事業主の負担割合を二分の一超にすることはできる。被保険者の負担割合を二分の一超にすることはできない。健康保険法161条1項および同法162条。
4. 適切。2月、20日、2年。

問題5

1. 適切。雇用保険に加入期間が5年必要ってことね。でもこれは知らなかったので切れなかった。教本分冊にも載ってない。
2. 適切。定年退職の60歳と、基礎年金の受給開始の65歳の間の5年間の空白を多少なりとも埋めるための制度だから。
3. 不適切。基本手当の支給日数を100日以上残して再就職することが要件。基本手当をもらえるのを放棄して早く就職して安い賃金で働くことへの埋め合わせだから、趣旨に反する。
4. 適切。現役時の75%以下になったら、今の賃金の15%。

問題6

 1.2.どっちも知らなかったけれど、どっちかといえば2.がおかしいかな?と判断して結果的に正解。ラッキーヒット。
1. 適切。年金の上限は30等級62万円。健康保険の上限はもっと上。
2. 不適切。150万が上限。
3. 適切。人六嫌み(ヒトロクイヤミ、169183、国民年金16,900と厚生年金18.3%)になる。
4. 適切。

問題7

 3.は知らなかったけれど、消去法で正解。
1. 適切。0.5×60月=30%。
2. 適切。減額が一生続く。
3. 不適切。66歳到達月から請求できる。65歳到達月からでは?と思って迷ったがそういう理由ではなかった。じゃあ、65歳の一年間の分はどうなるんだ?と思って調べると、繰下げ請求の要件には「66歳までに基礎年金の裁定請求をしていないこと」というものがあることを知った。つまり、65歳になったら裁定請求して一年間だけ基礎年金を普通に受給して、翌年に繰下げ請求して70歳まで基礎年金を受給しない、なんてことはできない。へえー、知らなかったです。65歳になると勝手に年金が支給されるようなイメージがあったけど、違う。そもそも裁定請求しないと年金をもらえないのだ、ということをすっかり忘れていた。
4. 適切。

問題8

1. 不適切。6ヶ月じゃなくて1年。
2. 不適切。女性は5年遅れ。
3. 不適切。10年じゃなくて20年。
4. 適切。引っかかるとすれば、60台前半は加給年金つかないのでは?という点。確かに報酬比例部分のみの場合は加給年金がつかないが、定額部分の受給権者には60台前半でも加給年金がつく。

問題9

1. 適切。加入者の自己責任。
2. 不適切。認められている。加入者が自らリスクを取る判断ができてこその401K。
3. 適切。老齢給付の一時金は退職所得、脱退一時金は一時所得。
4. 適切。傷害給付は非課税。

問題10

1. 適切。
2. 不適切。良く分かんないんだけど、国民年金基金は年金ポータビリティの対象外みたいですね。加入資格を喪失しても、脱退一時金もなければ移換もされず、資格喪失時までに払い込んだ掛金に相当する年金が老齢給付に上乗せして国民年金基金から払われる、ということらしい。
3. 不適切。社会保険料控除じゃなくて小規模企業共済等掛金控除。
4. 不適切。分割払いもあり。