FP2級11年9月試験 学科 タックスプランニング
問題31
簡単。これも常識で解ける。
1. 適切。
2. 適切。
3. 不適切。累進課税。所得が大きいと税率も高い。速算表を見てちょうだい。
4. 適切。
問題32
わたくし間違えました。なんで? 典型的な引っかけなので、勉強した人は落としてはいけない。
1. 適切。
2. 適切。サラリーマンは実額控除は原則としてできない。
3. 適切。「総所得金額に算入する一時所得はおいくらですか?」と聞かれた場合は2分の1を乗じる後の金額が正しい。が、単に「一時所得はおいくらですか?」と聞かれた場合は、2分の1を乗じる前の金額が正しい。
4. 不適切。2分の1を乗じた後が正しい。
4.を自信満々に誤りと答えているのですが、試験当日の朝の記事で「やらかしのパターン」としてこれを挙げてるのに、その数時間後になんで間違えたんでしょう。
「ぼくの記憶は、80分しか持たない…」(博士の愛した退職所得)
問題33
全部頻出。勉強した人は落としてはダメ。
1. 不適切。退職所得のプラスは、「不・事・山・譲」の赤字で通算できる(第3次通算)。
2. 適切。「不・事・山・譲」以外の赤字はダメ。
3. 適切。借入金による土地購入を用いた節税の行き過ぎを防止する趣旨、だってさ。
4. 適切。総合課税は配当控除可、申告分離は損益通算可、申告不要はどっちも不可。
問題34
ちょっと細かい話かも。所得控除は雑損控除の方にヤマ張っていた人が多かったかも。
1. 不適切。嫁の治療費は旦那の確定申告で控除できます。
2. 不適切。鉄道○バス○。タクシー×マイカー×(他に通院手段ない場合を除く)。
3. 適切。実は私、上限があるとは知りませんでした。消去法で正解。
4. 不適切。源泉徴収票を思い浮かべてください。医療費控除の欄はないでしょ?
問題35
1. 適切。50平米50%。
2. 適切。築20年以内とか新耐震基準合致とかいろいろ。
3. 適切。住宅取得等資金の贈与の所得要件2,000万と混同しないように。
4. 不適切。15年じゃなくて10年。
問題36
細かい話。でも、2.はわりと基本的なので切れるのではなかろうか。
1. 適切。
2. 不適切。1,000万じゃなくて、2,000万以上は必ず確定申告。
3. 適切。源泉徴収票を思い浮かべてください。雑損控除の欄はないでしょ?
4. 適切。予定納税の場合を想定して迷った人はいたかもしれない(2分の1じゃなくて6分の1では?)。でも、「確定申告によって納付すべき税額」=「第3期分の税額」ってことだから、やっぱり適切ということで良いのでは。
問題38
難しかったかな。私も1.と2.は知らなかったです。でも5,000円は知ってたので、幸い3.を切れた。
1. 適切。広告宣伝費。不特定多数の者に対する宣伝的効果が目的なので、交際費ではなく損金に算入できる。
2. 適切。会議費。社内または通常会議を行う場所で、会場費や通常の昼食程度を超えない飲食代は交際費ではなく、損金に算入できる。
3. 不適切。一人あたりの飲食費が5,000円以下であれば交際費に含まれない。
4. 適切。600万以下でも全額不算入。
問題39
これも細かいかな。私もうろ覚えで迷いました。消去法で4.にして幸い正解。
1. 適切。「国内・事業・対価・資産役務」国外は対象外。海外通販好きは知ってるはず。
2. 適切。事業者以外の取引は対象外。ヤフオクで個人が消費税取ると怒られます。
3. 適切。事業者免税点は2004年から1,000万。
4. 不適切。基準期間は前事業年度じゃなくて、前々事業年度。