SIMカードをMicroSIMに差し替える
iモードケータイ(ガラケー)に挿している通常サイズのSIMカード(ドコモUIMカード)を、変換アダプタを使って、MicroSIMカード(ドコモminiUIMカード)にさしかえます。
通常サイズのSIMカードを使っている回線について、ドコモオンラインショップでMicroSIM機種に機種変更すると、端末と一緒にMicroSIMが送られてきます。この場合、自分でSIM差し替えの手続を行う必要があります。
(自信のない方はドコモショップに持ち込んだ方が無難です)。
機種変更した端末はまだ使わないので、今回は、今まで使っていたiモードケータイ(ガラケー)のSIMサイズを単に変更することになります。
バックアップ
アドレス帳のうち、SIM内に保存する電話帳は引き継げないので、予め通常のアドレス帳に移しておきます。
念のため、今まで使っていたiモードケータイ(ガラケー)のデータをバックアップしておきます。
今回はドコモケータイdatalinkを使って、PCにデータをバックアップします。
メイン機のOSは64ビット版のWindows7なので、ドコモケータイdatalinkでバックアップを行えません(64ビット版のUSBドライバがない)。そこで、XP Modeにドコモケータイdatalinkをインストールしたのですが、ドコモケータイdatalinkを起動してインターネットに接続するとドコモケータイdatalinkが強制終了してしまいます。ネットに接続しなければ強制終了しませんが、端末をUSBで接続するとやっぱり強制終了してしまいます。どうやら、仮想PCではドコモケータイdatalinkはうまく動作しないようです。
なので、普通にWindowsXPを起動してドコモケータイdatalinkでバックアップしました。
SIMカードを抜く
今まで使っていたiモードケータイ(ガラケー)からSIMカードを取り出します。
取り出し方は、各機種の取説でご確認ください。
私の使っている年代物の携帯は、裏蓋を外して、電池パックを外すとSIMカードが見えます。
ずいぶん傷んでいる汚い携帯ですがおっさんなのでこういう昔の機種の方が扱いやすいのです。
電池パックを外して、SIMカードを引き出します。
引き出しにくい場合は、私はガムテープを使ったりしますが、自信がない場合はあまり無理をしない方がよろしいかと思います。
取り出したSIMカード(白)と、変換アダプタ。
変換アダプタは頂き物ものなので、銘柄、型番などは分かりません。
SIMのサイズが変わっても、変換アダプタを使うことで、以前の端末を使い続けることができます。
ただし、キャリアとして認めている方法ではないため、これをやってしまうとキャリアのサポートが受けられなくなる可能性があることに注意する必要があります。
変換アダプタ使用時のありがちな失敗として、「変換アダプタを単独で挿入すると抜けなくなる」というものがあるそうです。試しに入れてみよう、と軽い気持ちで挿入すると痛い目に遭うとのこと。
アダプタを使う
ドコモオンラインショップから送られてきた、新しいMicroSIMカード(ドコモminiUIMカード)です。
赤SIMじゃなくて、新しいピンクSIMです。
免許証サイズのカードで送られてきますが、実際に使うには指でSIMを抜き出さなければなりません。
IC部分に触れないために手袋を使え、と書いてありますが、指を切らないためにも手袋を使った方がよいと思います(指を守るためではなく、自分の血液でIC部分を汚さないため)。
私は軍手をはめて作業しました。
抜けました。
取り外したMicroSIMカード(ドコモminiUIMカード)を、変換アダプタにはめこみます。
アダプタにはめこむことで、標準サイズのSIMカードと同じサイズになります。
ただし、MicroSIMはアダプタに完全に固定されているわけではないため、持ち上げると抜け落ちてしまいます。
それを防ぐためなのか、この変換アダプタにはおまけにステッカーがついています。
シールの上側はアダプタに貼り付けるためのもの、下側はSIMを自分でカットして小さくするためのものと思われます(私は自分で上手に切る自信がないのでやりません)。
変換アダプタの裏側(IC部分とは逆側)にステッカーを貼り付けます。
裏返してみます。
ぴったり貼ることはできませんでした。
変換アダプタより、ややステッカーの方がサイズが大きいようです。まあいいや。
これで新しいSIMカードの用意ができました。
開通手続
SIMカードを交換する前に、「電話機の開通の手続き」を行う必要があります。
これを行うことで、古いSIMカードが無効になり新しいSIMカードが有効になるんだと思います(たぶん)。
ドコモオンラインショップの「購入・配送・予約の確認」をクリックして、開通手続に入ります。
注意事項を確認して、開通を確定させるだけです。
変換アダプタを挿入する
開通手続を済ませたら、今まで使っていたiモードケータイ(ガラケー)に、ドコモminiUIMカードがはめこまれた変換アダプタを差し込みます。
差し込む前に、シールがきちんと貼られていてはがれないか確認します。
差し込むとき、シールが貼ってある分だけ厚さが増したせいか、抵抗がちょっと強い、ような気がします。
が、気にせず一気に押し込みます。
挿入しました。
電池パックと裏蓋を装着して、電源を入れると、無事SIMカードを認識してくれました。
お試し発信して、通話できることを確認。
メールも電話帳も消えることなく、無事残っています。
機種変更時恒例?のiチャネルお試し発信もはじまりました。
いつもうざったいなあ、と感じるのですが一週間の我慢です。
さて、これでMicroSIMのスマホの白ロムを使えるようになったわけですが、ドコモiPhone登場で、ドコモのコンパクトスマホが一気に値崩れしたらいいなあと密かに思っていたりもしたのですが、今のところ全くその気配無し…