周回遅れの日記

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Windows8.1のお値段と7終了

最新 OS「Windows 8.1」のパッケージ製品構成と参考価格を発表

10月18日に発売されるWindows8.1のお値段が発表になりました。

「Windows 8.1」パッケージ版価格決定、1万3800円から
「Windows 8.1」パッケージ版の価格発表、Windows 7は出荷終了
Windows 8.1の単体価格はWindows 8と同一に〜単体版はアップグレードと新規インストールが可能に
MSがWindows 8.1パッケージ版の発売日と価格を発表

すでにWindows8を入手済みの正規ユーザーは、無償で8.1にアップデートできます(ストア経由必須なのかしら?)。
もう一本欲しい、なんて人を除けば買う必要はありません。
1,200円でゲット済みの方良かったですね。

今回発表されたパッケージは三種類。

名称 税抜参考価格 5%税込 8%税込 差額
Windows 8.1 Pro ¥25,800 ¥27,090 ¥27,864 ¥774
Windows 8.1(無印) ¥13,800 ¥14,490 ¥14,904 ¥414
Windows 8.1 Pro Pack ¥12,800 ¥13,440 ¥13,824 ¥384

プレスリリースには税抜価格しか載ってないので、税込価格も載せてみました。

Windows 8.1 Pro が従来のWindows 8 Proにほぼ相当、Windows 8.1無印 がやはり従来のWindows 8 無印に相当。
Windows 8.1 Pro PackはMedia Center付にするもの。

現在売られているアップグレード版のリテールパッケージ版と比較。
違うのは、新規インストールが可能になっていること。

この、従来のアップグレード版パッケージは新規インストールができない建前(まあフォルダ法とか使って入れちゃうわけですが)でしたが、今度発売される8.1無印のパッケージがあれば、アップグレード元のOSが無くてもインストールすることができます。自作でも、OSの確認ができない中古PCでも、踏み台OSを用意する必要が無くなるわけですね。
「アップグレード版」という名称を使わないあたり、基本的に新規インストールでやってくれということなのかなあという感じではあります。
従来の環境の引継ぎという点では、8.1は8よりも一歩後退しているそうで、Windows 7プリインPCからWindows 8.1にアップグレードする場合は、いきなり8.1にアップグレードしない方がよいらしい。いったんWindows 8のアップグレード版を使ってWindows8へのアップグレードした後で、8.1にアップグレードする二段階アップグレードした方が環境を引き継げるようです。

なお、自作ユーザー向けなどに、DSP版も発売されると思われるが、その件に関しては情報は公開されていない。とあります。

ていうか、DSP版は別に販売されるのでしょうか?
今回発表されたパッケージで新規インストールもできるようになっちゃった以上、DSP版は出ないような気もしますが。
出るとしたら、リテールパッケージが実売¥12,980程度でサポート付32/64bit同梱、DSP版が¥7,980円程度でサポート無32/64bitどっちか片方だけ、という感じでしょうか。

古いWindows8DSP版は投売りになるかな?
Windows8の正規ユーザーならWindows8.1に無償アップグレードできますから、もし投売りになるようなら狙い目かもしれません。

Windows7販売終了

こっちの方が重要かもしれない。

Windows 7 のパッケージ製品販売終了について
Windows 8.1 のパッケージ製品発売に伴い、2013年10月末をもって弊社からの Windows 7 のパッケージ製品の出荷を終了します。

http://www.microsoft.com/ja-jp/news/Press/2013/Oct13/131003_Windows81.aspx

ということで、10月末でWindows7の出荷が終了します。
Windows8.1じゃなくてWindows7の方がいい!という方はお早めに確保しておきましょう。
私も安いうちにもう一本確保しておけば良かった。

この辺でWindows 7の息の根を止めておかないとWindows 8.1が売れなくて困る、ということなのかもしれません。

(追記)Windows 7DSP版はまだ死なない

ちなみに、パッケージ版はWindows 8.1の投入に伴い、Windows 7は10月末での出荷終了が決定したが、DSP版については今後も当面販売を継続するという。

日本マイクロソフト、窓辺ファミリーの特典付きDSP版 Windows 8.1 Proを限定発売〜DSP版Windows 7は今後も当面併売

なるほど、パッケージ版Windows7の出荷は終了するが、DSP版のWindows7はまだ販売が継続されるということですね。
DSP版も新規出荷は終了するが在庫品の販売を停めることはしない、という趣旨ではない、ですよね?

(追記)Windows 8.1にもDSPがある

リテールパッケージに対するDSP版の意義がよく分からないので、もうDSP版は無くなるんじゃないかと思ってましたが、まだDSP版はあるようです。

DSP版のWindows 8.1の予約受け付けが4日(金)から実施される予定だ。発売予定日は18日(金)。
現時点で実施を予告しているのはドスパラパーツ館とZOA 秋葉原本店で、ドスパラパーツ館の予価は、Windows 8.1 32bit/64bitが12,480円、Windows 8.1 Pro 32bit/64bitが15,980円。DSPWindows 8の時と同様に、OS単体で購入できる。

DSP版Windows 8.1の予約受付けが4日から開始 窓辺ファミリー版の予価は15,980円

Windows 8.1(無印)のリテールパッケージ版が参考価格¥13,800(税抜)で、新規インストールが可能で、32/64ビット両方同梱で、サポート付です。
それに対してDSP版は32/64ビットどっちか片方だけ、サポート無しということだと思います。その分安くなるわけですが、無印版では劇的に安くなるというわけではない。

昔はDSP版ですごく安かったんですよね。
昔、Windows7を購入を検討していたときのメモ書き(2009年11月17日付け)によると、パッケージ版とDSP版はずいぶん価格差がありました。
Windows 7 Home Premium ¥26,000
Windows 7 Home Premium ¥16,500
Windows 7 Home Premium アップグレード版 Windows 7 発売記念優待パッケージ ¥14,600
DSPWindows 7 Home Premium 32bit DVD + FDD (ブラック) セット ¥17,480
いずれもポイント10%還元がつきます。たぶんビックカメラヨドバシカメラの店頭価格だと思います。
通販だともっと安くて、HPは12,000円くらいだったのではないかな。
DSP版とリテールパッケージでは2倍以上の差がありました。
だから、そのころはDSP版を買わないのは損!と言われていたわけですが、そのころに比べると、今はもうあんまり差がないなあ、という感じですね。

Pro版ではずいぶん差があります。
リテールパッケージ版が参考価格¥25,800(税抜)で、DSP版が税込16,000前後となれば1万円差ですから、大きな差があります。
Pro版が必要な人はDSP版お勧め。問題はPro版が必要かどうかですね。Bitlockerとかあると便利ですけどね。

ちなみにNTT-XWindows8.1の予約販売をやってます。こちらでは、
Windows8.1(無印)リテールパッケージが¥14,480−クーポン¥1,448の実質¥13,032円(税込)。
それに対して、DSP版は¥13,980−クーポン¥2,000の実質¥11,980円(税込)。
無印版では、価格差は¥1,000円程度です。
高い方はパッケージは32/64ビットが同梱でサポート付、安い方は32/64ビットどっちか片方でサポート無しで、「ファイナルパソコンデータ引っ越し」というデータ引っ越しソフトとクロスケーブルのおまけ付。ファイナルデータの会社の製品ですか。
少しでも安く上げようと思えば8.1のDSP版を選択なのですが、NTT-XではWindows8無印のDSP版は今でも実質¥9,480(一時は実質¥6,980まで下がったのに、いつの間にか高くなりましたね)で売っているので、Windows 8 の方を買ったうえで、Windows 8.1に無償アップグレードした方がより安上がりだったりします。

ProのDSP版はおまけ無しで売らないのかな?
予約段階では売らないだけで、そのうち商品ラインナップに登場するんだろうとは思いますが。