周回遅れの日記

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海賊版のWindowsとかOfficeとかのメモ

ヤフオクのストア登録されている出品者から買ったから大丈夫、なんてことはない。
Amazonマーケットプレイスだから大丈夫、なんてことはない。
楽天市場のショップだから大丈夫、なんてことはない。
どこも、個々の商品までいちいち審査をしているわけではない。

ストア登録だからかえって危ない、とも言える。
個人出品で、パッケージ版かDSP版のディスクとラベル込みで一点だけ中古品を出品されているようなのは、実際に使っていた正規品を出品しているケースが多いと思われる。複数出品は危ない。似たようなOSを複数出品している場合は、むしろ逃げだす準備を整えて取り込み詐欺をしかけている可能性がある。
それでも、まっとうな中古品は、海賊版の新品よりも落札価格が高い。

ぶっちゃけた話、安ければ海賊版である。
基本的に大手ほど安くなるはずなのだ。
聞いたこともないような会社が異様に安い値段で売っているなら、その理由は何か?
海賊版だからとしか言えない。

仮に、ヤフオクで5000円くらいで売っているのが本当に正規版のWindowsパッケージなら、転売屋さんがあっという間に買い占めてしまうはずである。
そうじゃない時点で正規品じゃないのは自明だ。

認証できたから大丈夫、とは限らない。
今売られている海賊版は認証保証をつけているところが多い。(電話認証を含め)認証できるまではサポートしてくれる、あるいは違うキーをよこしてくれる。どうしても認証できなければ返品返金に応じてくれるところが多いようだ。
インストールして、認証できたから一安心、とはいかない。往々にして、半年後とか1年後に認証がブロックされるケースが多い。Microsoftに電話すると「サブスクリプションのキーですから認証できません」等通告されたりする。
その後で、返品を要求しても「一度は認証に通ったのだから、後はお客様の問題だ」と返品を断られたり、あるいはショップ自体が閉まってしまうケースもある。

このショップは、楽天市場で大々的に海賊版を売っていて、公式メルマガでサジェストされていたようなショップだったが、閉鎖されてしまった。
一応連絡先は掲載されているけれども、そんなものいつまで通じるか分かったものではない。
今日配信の楽天市場ニュースでも、Dell版のWindowsを扱っているショップが推されているがこれもいつまで続くだろうか。

逆に言うと、今売っている海賊版は最初の1回(だけ)は認証に通る可能性が高い。
とすれば、半年後1年後には使えなくなるリスクを甘受して、今すぐ使えさえすればそれでいいや、という人は海賊版でも大丈夫、とも考えられなくもない。
が、短期間使えるだけで良いならわざわざ怪しいものを買わなくても、90日間有効の評価版Windowsを使えばよい。お金を払うことはない。(いつ落とせなくなるか分からないので、評価版の.isoファイルだけは確保しておきましょう)。

もし海賊版をつかまされて売主に逃げられたら、Microsoftに偽造品の報告を。
How to tell
運が良ければ正規品と交換してもらえる可能性がある。