周回遅れの日記

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OneDriveのフォルダ

Microsoftのオンラインストレージ、旧SkyDrive改めOneDriveのローカルフォルダの名前が勝手に変わってるじゃないですか。
WindowsにSkyDriveをインスト−ルすると、デフォルトではC:\Users\%username%\SkyDrive(Windows Vista以降の場合)にローカルフォルダが作られると思います。
私はSSDに置きたくないのでD:に置いておりますが、いずれにしても、フォルダ名は「SkyDrive」でした。
これが、いつの間にか変わってる?

Windows7標準のエクスプローラをみて、SkyDriveフォルダがいつのまにかOneDriveと表示されていることにさっき気づきました。
これ、表示がOneDriveに変わっているだけで、フォルダ名自体はSkyDriveのままのようです。
Windows7標準のエクスプローラーでフルパスを打つ場合は、SkyDriveと打ってもOneDriveと打ってもSkyDriveフォルダ(ただし、OneDriveと表示される)を開くことができます。
これはどういう仕組みなんでしょうか。

最近使いはじめたファイラー、XYplorerでは、フォルダ名の表示はSkyDriveのままです。最近こればっかり使ってるから、フォルダ名の変更に気づかなかったのです。

標準のエクスプローラと異なり、XYplorerでフルパスを打つ場合、OneDriveと打つとSkyDriveフォルダを開くことができません。

他のアプリケーションでも、SkyDriveフォルダがどう表示されるか試してみました

As/Rでは「OneDrive」と表示。

tablacusでも「OneDrive」と表示。

秀丸ファイラーでも「OneDrive」と表示。

ファイラーとはいい難いですが、画像ビューワーの老舗Vix。
もう使ってませんがまだHDDに残ってます。久々に起動しました。
Vixのフォルダツリーでも「OneDrive」と表示されるのですが、名前を昇順にソートするとSkyDriveが入るべき位置に表示されます。だからアルファベット順じゃなくなってちょっと変。

今使っている画像ビューワ、XnViewはSkyDriveと表示します。

簡易ファイラーとしても使えるスクラップソフト、紙CopiもSkyDriveと表示します。

どうして違いが出るのでしょう。
私には分かりかねます。

いずれにせよ、SkyDriveフォルダのパスには変更はないので、SkyDriveがOneDriveに変わったからといって、パスを修正して回る必要はありません(OneDriveになった後にWindows版クライアントをインストールしたマシンにバッチファイルを使い回すような場合を考えたら、\OneDriveに統一した方がいいのかもしれませんが)。
でも、こういうことをされると、気持ちが悪いことこの上ないです。
やっぱりオンラインストレージはOSとは別系統のものを使った方が安心できますね。

(追記)SkyDriveフォルダは使えなくなっちゃうらしい

PCを再起動するなどして、OneDriveのクライアントを起動し直したタイミングで、従前の\SkyDriveフォルダは使えなくなってしまうようです。
OneDriveのクライアントを起動したときに、再度ログインをやり直しさせられて、再度ローカルのOneDriveフォルダの場所を指定するように促されます。

既定では、ユーザープロファイルフォルダのC:\Users\%username%\OneDriveが設定されています。
今まで、C:\Users\%username%\SkyDriveを使っていた人の場合は、変更しないで「次へ」を押してしまうと、今までとは違う場所で同期されてしまうのではないかと思われます。二重にファイルがコピーされることで容量を圧迫したり、同期したはずのファイルが同期されていなかったりといった問題が生じる可能性があるので要注意です。

私の場合は、Cドライブに置きたくなかったので、別ドライブにSkyDriveフォルダを置いていました。
従来のSkyDriveフォルダの場所はD:\Himitu\SkyDriveだったので、今までと同じ場所で同期してもらうために、Onedriveフォルダの場所をD:\Himitu\SkyDriveに設定してみると…
D:\Himitu\SkyDrive\OneDriveというフォルダが新しく作成されて、D:\Himitu\SkyDrive\OneDriveの中に同期されてしまいました。失敗です。

いったんOneDriveのリンクを解除して、再度ログインして、今度は、Onedriveフォルダの場所をD:\Himituに設定してみました。すると…
D:\Himitu\OneDriveというフォルダが新しく作成されて(Windows標準のエクスプローラーで見ると、D:\Himitu\OneDriveフォルダが二重に作成されたように見えます)、D:\Himitu\OneDriveの中で同期されてしまいました。失敗です。

ふたたびOneDriveのリンクを解除して、さっき新しく作成されたD:\Himitu\OneDriveを削除。
そして、今まで同期されていたD:\Himitu\SkyDriveを、D:\Himitu\OneDriveにリネーム。
OneDriveのクライアントを起動して、みたびログインして、Onedriveフォルダの場所をD:\Himitu\OneDriveに設定。

このOneDriveフォルダーにはファイルが既に存在します。
OneDriveフォルダーとしてこの場所を選択すると、このフォルダー内のファイルはOneDriveに統合されます。選択した場所を使用することも、別の場所を選択することもできます。

という警告が出ますが、「この場所を使用」をクリック。

これで従来のD:\Himitu\SkyDriveフォルダ(をリネームした\OneDriveフォルダ)で同期が行われるようになりました。特にファイルの重複も生じていないようです… 実は重複ファイルがいくつか見つかりましたが、たぶん以前から重複していたっぽい。