ドコモメールのフォルダについて
ドコモメールアプリ以外のクライアントで、IMAPのアカウントを設定した場合における、下書きメール、送信済みメール、削除済みメールのフォルダの対応関係についてメモ。
1. ドコモメールのフォルダについて
2. ドコモメールの下書きメールの行き先はどこ?
3. ドコモメールの送信済みメールの行き先はどこ?
4. ドコモメールの削除済みメールの行き先はどこ?
まっさらの状態では、ドコモメールのフォルダは、
「受信BOX」
「メッセージR」
「送信BOX」
「未送信BOX」
「ごみ箱」(ひらがな)…となっているはず。
他のクライアントでドコモメールにアクセスできるように、IMAPのアカウントを設定すると、フォルダが増える。
「下書き」「送信済み」「ゴミ箱」(カタカナ)…といったフォルダが追加される。
このフォルダ、他のクライアントから見ると違う名称になっていることがある。
しかもフォルダの役割も同じではない。
何が同じで何が違うのか、私もよく分からないまま今までなんとなく使っていたので、整理してみた。
IMAP設定を行う
ドコモメールに加えて、以下の3つでIMAPのアカウントの設定を行った。
Androidスマートフォン、SH-07Dにおいて、Communicaseアプリ。
Androidタブレット、Nexus7(2012)において、K-9 Mailアプリ。
Windows PCのThunderbird 24.4。
以上の3つでIMAPのアカウントを設定すると、フォルダが追加される。
ドコモメールから見ると、
「DRAFT」「下書き」「送信済み」「ゴミ箱」(カタカナ)の4つが追加されている。
(なお、この後ひらがなの「ごみ箱」とカタカナの「ゴミ箱」が両方登場するので注意していただきたい)
フォルダの設定は、おおむねアカウント作成時の初期状態の設定どおりになっている。
K-9 Mailでは、「下書きフォルダ名」は「下書き」、送信済みフォルダ名は「送信済み」、ゴミ箱フォルダ名は「ゴミ箱」になっている。
Thunderbirdでは、下書きメールについては「下書きの保存先」を「次のアカウントの"下書き"フォルダ」を指定し、ドコモメールアカウントを選択している。送信済みメールについては、「メッセージ送信時に自動的にコピーを作成する」にチェックを入れ、「次のアカウントの"送信済みトレイ"フォルダ」を選択し、ドコモメールアカウントを選択している。削除については、「メッセージを削除する時」で「次のフォルダに移動する」を指定し、ドコモメールアカウントの「ごみ箱」を選択している。
設定を変更した場合は、もちろんフォルダ名は私の調査とは違ってくる。
また、機種によって、アプリのバージョンによってフォルダ名が違うかもしれないので予めご承知おきいただきたい。
対応表
ざっくりした対応表。
ドコモメール | Communicase統合 | Communicase個別 | K-9 Mail | Thunderbird |
---|---|---|---|---|
送信BOX | 送信BOX | Sent | Sent | 送信済みトレイ |
未送信BOX | Drafts | Drafts | Drafts | 下書き |
下書き | 下書き | 下書き | 下書き | − |
DRAFT | 未送信BOX | DRAFT | DRAFT | − |
送信済み | 送信済み | 送信済み | 送信済み | − |
ごみ箱 | ゴミ箱 | Trash | Trash | ごみ箱 |
ゴミ箱 | ゴミ箱 | ゴミ箱 | ゴミ箱 | − |
続きはこちら。
1. ドコモメールのフォルダについて
2. ドコモメールの下書きメールの行き先はどこ?
3. ドコモメールの送信済みメールの行き先はどこ?
4. ドコモメールの削除済みメールの行き先はどこ?