周回遅れの日記

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予備領域ってどのくらいある?

代替処理がカウントされているうちのHDD、HDS721050CLA362について。
以前の記事で、「用意されている予備領域が10,000個あるのでは」なんて書きましたが、やっぱりそんなにいっぱいあるはずないですよね。もっと少ないはずです。
指摘していただいた方ありがとうございます。

Webで検索してヒットしたHGSTのHDDユーザーさんが公開しているSMART値を見ていると、やはり2TBのHDDを使っている人が多かったのですが、05番「代替処理済のセクタ数」のRAWが800h(10進で約2,000個)くらいで予備領域を使い切る計算になるものをいくつか見つけました。
2TBで2,000個ということは、HDS721050CLA362は500GBだから500個でしょうか。
よく分かりませんが、とりあえず500個だと仮定して。
現在、05番「代替処理済のセクタ数」の生の値が63(10進で99セクタ)なので、代替処理用の領域の総数が500だと仮定すると残り401。
以前書いたように、0.86時間で1セクタ代替処理されるペースだとすれば、約345時間で終了です。
24時間連続稼働だと約15日後に予備領域を使い切る計算になります。
ああ、やっぱり危ないなあ。

とはいえ、「0.86時間で1セクタ代替処理」は、パーティション操作したりファイルをコピーしたりドライバをインストールしたりと、HDDに重い作業をさせたときの話です。
この程度で「重い作業」になってしまうとはなんという虚弱体質、とも思いますが。

今週は、一度も代替処理が行われませんでした。特に何もさせなかったせいでしょうか。
現時点でこのHDDは、pagefile.sysと、%Temp%の置き場所と、Windows 7 のOSの標準機能のインデックスファイルの置き場所にしているだけです。1月7日から8日にかけてしばらく放置してインデックスを作ってもらい、HDDのアクセスランプはずっと点きっぱなしでしたが代替処理は行われませんでした。インデックス作成の対象にこのHDDが含まれていなかったからかもしれません。


今のSMARTはこんな状態。
何もさせないと代替処理は起こりません。

だからこの程度の使い方なら、わりと延命できる(あと1年くらいは)と思います。
でもこの程度の使い方のためにHDD1台を内蔵でつなげておくのはもったいない、とも思います。
電気も食うし夏は熱くなるしね。

大事に使って延命させるか、派手にHDDらしい使い方をして使い切ってしまうか、考え中です。

%temp%だけではなくて、もうちょっと何かやらせたい。あまり負荷をかけることなく、かつHDDクラッシュ時はデータは失われても良い、という使いみちが何かないだろうか。
今ちょっと検討しているのは、DropboxフォルダをこのHDDに置いてみようか、ということです。Dropboxなら常時オンラインで同期されているので、万一HDDが死んでもデータが失われることはないし、ファイルを一部破損しても履歴をロールバックできます。ただ、最初にDropboxフォルダをこのHDDにコピーするときに、また多数の代替処理が行われそうな気がしてちょっと躊躇しています。最初のコピーさえ済めばその後は大丈夫ではないかと思うのですが。

Windows 7 のインデックス機能について

ちなみに上記のインデックス機能で作成されたインデックス、私の場合はH:\Temp_App\Microsoft\Search なのですが、容量が4.8GBもあります。インデックスの対象が全部合わせても100GB程度ですからずいぶんな量で、ちょっと驚き。
で、このインデックス機能を用いた検査というのも、今までずっとオフだったので初めて体験しているわけですが、結構便利といえば便利ですね。
Diskinfo.exeを入力すると5つヒットします。そんなにあちこちにインストールしてるのかよ、って感じでちょっと驚いたり。

世間の流れはWindows8なのですが、私は一周遅れでWindows7に一生懸命慣れようとしている段階です。

(追記)

代替処理の出ているハードディスク、続きはこちら。
HDDの代替処理が増える