周回遅れの日記

はてなダイアリーから移転

代替処理が出て半年後のHDD

この辺の続き。
代替処理の出たHDD
予備領域ってどのくらいある?
HDDの代替処理が増える
HDDの劣化が進んできた

昨年の11月ころに代替処理がカウントされたHDD、まだ生きています。
Crystal Disk Info によるSMART情報はこんな感じ。

S.M.A.R.T.値は3月とはあまり変わっていません。
05「代替処理済のセクタ数」の生値7Dのままです。

相変わらずリードエラーレートが良くないのは気になります。

HGSTのHDDでは、リードエラーレートは結構動きます。
動いて100より下がっても異常とは限らないそうです。
上のグラフで、赤茶色は元気なHGSTのHDDです。リードエラーレートは悪くても85程度です。
黄色が代替処理が出ているHDS721050CLA362で、赤茶色よりもボラティリティが大きいのが分かると思います。時折リードエラーレートが50台に下がることもあります。
これが、死期が近づくにつれ、徐々に変動幅がもっと大きくなっていくのだろうと思います。

このHDDはこんな感じでパーティションを割っています。
先頭がおなじみの100MBの「システムで予約済み」領域です。ここをアクティブにしているのは、OSを入れているSSDに不都合があったときに、BIOSでブート順序をいじってHDDからブートできるようにするため。ですが、そんな事態は起こってません。これからも起こらないかなあ。

二番目の40.00GBはWindows 7 32ビット版の評価版が入っています。普段使っている64ビット番では動かないものを、これで使う予定だったのですが、ここのx86版のWindows7を起動して何かするたびに代替処理が増えてきたということもあり、ずっと使わずにいます。
想像ですが、ディスクのこの部分が物理的に傷んできているんじゃないかと思っています。
期せずして、傷んでいる部分をパーティションでうまく区切ることができたのだとしたらラッキーなのですが。

三番目の385.66GBは、まずデータのバックアップ置場として使っています。
このPCにはOSの入ったSSD、データの入ったメインHDDが入っていますが、それに加えてこの死にそうなHDDに随時バックアップを取っているわけです。
そして、400MBのページファイル、TEMPフォルダ、Windows7のインデックス置場、各種アプリケーションの作業フォルダ(圧縮解凍ソフトの作業フォルダ等)としても使っています。
SSDにも、元気なHDDにも置きたくない、頻繁に書き換えられるファイルを置いているわけです。ページファイルなどを置いたら劣化が速まるのではないかと思っていましたが、そんなことはないようです。前記のように、この三番目のパーティションが使っている部分のディスクは傷んでいないのではないかと想像しています。

これから夏に向けて熱との戦いになるわけですが、この死にそうなHDDはいったん外そうかと思っています。
発熱でも節電の面でも、HDD二台より一台の方が絶対いいはず。
バックアップといっても、別に週一で外付けのHDDにバックアップは取っているし、それにオンラインストレージ(Dropboxなど)にもバックアップをしているので、わざわざHDDを余計に回しておくのは過剰と言えば過剰です。
ページファイル等はメインのHDDに移せばいいし、何ならSSDも容量が余っているのでSSDに移しちゃってもいいのですよね。

(追記)10月になってもまだHDS721050CLA362は生きている

10/18、HDS721050CLA362の続きの記事を書きました。
CDIをアップデート