「ハードウェアの安全な取り外し」が出ないとき
たとえば、Windows PCに接続したUSBメモリを取り外す場合に、「ハードウェアの安全な取り外し」を行ってから取り外すのが原則ですが、何らかの理由で「ハードウェアの安全な取り外し」がなかなか出てこない場合があります。
本来、タスクバーの「ハードウェアの安全な取り外し」をクリックすればよいはずです。
Windows XP だとこんなの。
Windows7だと、右下の△をクリックして隠れているアイコンを出す必要がある場合があります。
しかし、何らかの理由でUSBメモリなどを取り外したいときに、「ハードウェアの安全な取り外し」がなかなか出てこない場合があります。
まあキャッシュを無効にしておけば、何もせずいきなりUSBメモリを抜いても大丈夫なはずでして、私も自分の作業用USBメモリはそのままスポスポ抜いちゃうことがしばしばありますが、でも万一データを飛ばしてしまうことを考えると、やはり「ハードウェアの安全な取り外し」を経由しておきたいところ。
「ファイル名を指定して実行」から起動する
Windowsキーと「R」を同時に押して、「ファイル名を指定して実行」のダイアログを表示させて、
control hotplug.dll
と打って「OK」を押します。
これで「ハードウェアの安全な取り外し」を起動することができます。
ショートカットを作っておく
「ファイル名を指定して実行」で直接キーを打つのは煩わしい。
そんな場合はデスクトップにショートカットを作っておきます。
デスクトップの何もないところで右クリックして、「新規作成」>「ショートカット」をクリック。
「項目の場所」に、
rundll32 shell32.dll,Control_RunDLL hotplug.dll
と入力します。
ショートカットの名前は適当に分かりやすい名前を付けておきます。
これでショートカットができました。
ショートカットから、「ハードウェアの安全な取り外し」を呼び出すことができます。
ここからUSBメモリ等の安全な取り外しができます。
Windows 7では「ハードウェアの安全な取り外し」からは外せない?
XPではこれで良かったはずなのですが、Windows7 では、「ハードウェアの安全な取り外し」からUSBメモリの取り外しを行おうとすると、「デバイス は取り外し不可能であるため取り出しまたは取り外しはできません。」というメッセージが出て、取り外しができません。
知人の前でここまでしたり顔でやって見せた後、USBメモリの取り外しができなかったので恥かきました…
じゃあどうすればいいか、というと、コントロールパネルの「デバイスとプリンター」から実行すればよいようです。
わざわざショートカットを作るほどのこともない。
コントロールパネルの「デバイスとプリンター」では、USBメモリが「Mass Storage Device」「USB Flash Disk」等と表示されるので、それを右クリックして「取り出し」を行うことができます。