周回遅れの日記

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楽天スーパーポイントとEdyの交換再開なので心配です

楽天のポイントサービスである楽天スーパーポイントと、電子マネー楽天Edyの相互交換が行われます。
心配です。

楽天Edy株式会社は3月27日から7月1日10時までの期間限定で、電子マネー楽天Edy」と「楽天スーパーポイント」の相互交換サービスを実施する。交換レートは1ポイントあたり電子マネー1円分。交換にあたっては、「Edy付き楽天カード」やおサイフケータイ対応端末が必要。

楽天スーパーポイントと楽天Edyの相互交換サービス、期間限定で実施 -INTERNET Watch Watch

ということなので、例によって、またポイント盗難騒ぎも再発することになるのでしょうか。

誰か他人の楽天アカウントに不正にログインすることができた場合、他人になりすまして楽天スーパーポイントを使って物を購入して送らせることができます。でも、もし配達前に本人がポイントが減っていることに気がつけば配送を停められてしまううえ、配達先の住所から足がついてしまう可能性もあります。しかし、楽天Edyへの交換の場合はそういったリスクがないため、悪い人にとっては非常に魅力的な方法となります。楽天Edyを受け取ったら即コンビニ等で物を購入して全額使ってしまい、楽天Edy受取に使った端末は壊して捨ててしまえばよいのです。

昨年も、「楽天アカウントに他人がログインして楽天スーパーポイントを勝手にEdyに交換された」という被害がありました。今年になってポイント→Edyの交換を再開したのは、何かセキュリティ上の対策を施したうえでのことでしょうか。ほとぼりが覚めたからそろそろ再開するか、なんてわけではないと信じたいところですが。

去年の騒ぎ。
「楽天スーパーポイント」盗まれる被害相次ぐ、他人のEdyに不正移行 -INTERNET Watch Watch
ほかにも検索すると記事がいっぱい。
google:楽天Edy ポイント 交換 不正アクセス

Edyとポイントの交換は使い勝手が良いので、できれば継続的に続けて欲しいサービスです。「楽天スーパーポイントが貯まっているけれど、楽天市場では欲しいものがない」「楽天市場楽天スーパーポイントを使いたいけれど、50ポイント未満なので使えない」といった場合に融通を効かせることができるからです。
でも狙われやすいのが怖いので、もうちょっとセキュリティ的に手当てをしてもらえると安心できるのではないかと思います。Edyへの交換だけ2段階認証にするとか、初めてのEdy交換に限りハガキでコードを送って認証するとか、Edy側で受け取れるのは3日後にするとか、何か手当てがあると良いと思うのですけれども。

ともかく、悪い人が流出したリストを使って楽天スーパーポイントを狙ってくる可能性は高いと思うので、楽天スーパーポイントが貯まっている方は要注意です。パスワードの使い回しをしていた、あるいはもしかしたらやっていたかもしれない、という方はとりあえずパスワードの変更を。

交換には制限がある

Edy付き楽天カードまたは、楽天スーパーポイントを貯める設定にしているおサイフケータイにのみ交換できます。
・期間限定ポイントや提携先からの交換ポイントなどは、交換できません。

楽天スーパーポイント・Edyの相互交換!【楽天PointClub】

これはいずれも去年と同じだと思うんですけれども。

交換先のEdyはクレジットカードの「Edy付き」楽天カードか、おサイフケータイEdyに限られるので、楽天Edyカードは使えないということになります。
安売りしている、ポイントでキャッシュバックするEdyカードは対象外ということ。

また「期間限定ポイントや提携先からの交換ポイント」は交換することができません。
したがって、「3月末まで有効期限のポイントが500ポイントあるけど楽天市場では欲しいものないからEdyに交換してコンビニで弁当買おう」といった使い方はできません。
「提携先からの交換ポイント」も不可です。楽天スーパーポイントを中間にはさむことで、他社のポイントやマイルを楽天Edyに変換することはできないということですね。