周回遅れの日記

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NTT東日本フレッツ光メンバーズクラブのポイント交換サービスが一部終了

NTT東日本フレッツ光メンバーズクラブで付与されるポイントの交換サービスが変更されるそうです。
NTT東日本フレッツ光の利用者は、フレッツ光メンバーズクラブに加入することで、毎月マンスリーポイントを受け取ることができます。
貯めたポイントはNTT東日本の料金の支払いに充てることができるほか、nanacoWAONEdy楽天Pontaなどなど各種電子マネーやポイントサービスに交換することができ、非常に使い勝手の良いポイントサービスでした… が、残念ですね。


電子マネー・提携ポイントの全アイテムは2015年1月6日(火)をもって交換終了致します。
また、ポイント交換終了に併せて2014年12月18日(木)から交換方法を変更致します。
現在、各アイテムの交換コードは、交換完了後即時に発行しておりますが、12月18日(木)以降は、交換お申込時に入力していただいてるメールアドレスに後日送付致します。
お届けまで最長1ヵ月半程かかる場合もございますが、あらかじめご了承下さい。

電子マネー・提携ポイントの全アイテム交換終了および交換方法の変更について

電子マネー・提携ポイントへの交換はすべて終了してしまいます。

不正アクセス対策でしょうか?

推測ですが、不正アクセスの被害が酷かったのではないでしょうか。
他人がフレッツ光メンバーズクラブにログインして、被害者の貯めていたポイントを短期間に費消・換金しやすい電子マネーなどに交換する形で盗み出す被害が続出したのではないかと思います。長いことシステムメンテナンスをやったりして、いろいろ不正アクセス対策をしていたようですが、交換サービス自体を打ち切りにせざるを得ない、ということではないかと思います。

「12月18日以降、交換コードを即時発行せず後日メールで送付する」というのも、おそらく不正アクセス対策ではないかと思います。「お届けまで最長1ヵ月半程かかる」ということは、その間に電話で「ポイント交換の手続されてますけど身に覚えあります?」みたいな確認をするんじゃないですかね。もちろんそんな面倒なことをいつまでも続けていられないので電子マネー・ポイントへの交換自体をやめるしかない、と。

とはいえ、本来、ポイント交換手続はNTTの固定回線から接続しないと手続できないはずなので、パスワードの使い回しをしていた場合でも、単なるパスワードリスト攻撃だけでポイントを不正に盗まれることはあり得ないと思うのですが… 被害者の身内の犯行が多かったのでしょうか?
あるいは、自宅のWi-Fiを野良AP化して開放してる人が狙われたとか?

電子マネー・ポイントへの交換を考えている方は急ぎましょう

電子マネー・提携ポイントへの交換が可能なのはあと1ヶ月程度しかありません。
貯まったポイントの交換を考えている方は、忘れず1月6日までに手続を済ませるようにしてください。

12月18日以降は「お届けまで最長1ヵ月半程かかる」そうなので、たとえば年内のお買い物に確実に使いたいという方は12月17日までに手続を済ませておくべきでしょう。

また、ポイント交換手続は、「フレッツ光」契約回線からフレッツ光メンバーズクラブの公式サイトにアクセスした場合に限り行うことができます。
携帯電話からモバイルデータ通信でフレッツ光メンバーズクラブにログインしてもダメです。
そして、電話で交換手続を行うことはできません。
NTTのリアル店舗に行ってもダメでしょう、たぶん。

契約回線確認トラップ

注意する必要があるのは、交換手続の際に、自宅の固定回線から接続しているにもかかわらず「契約回線の確認」に失敗して交換手続ができない、という方が散見されることです。

たぶんルーターの設定が適切じゃないケースがほとんどだと思うんですが。

契約回線の確認には以下の接続・設定が必要です。
接続・設定状況のご確認をお願いいたします。
(1)フレッツ光メンバーズクラブサイト利用推奨環境下での接続
(2)ご契約回線からの接続
(3)IPv6接続設定または、IPv4接続かつマルチセッション設定

契約回線確認ができないので、ポイント交換ができませんが、どうすればよいですか?

うちの場合は、マルチ接続で契約回線確認をクリア。

でもルーターの管理画面にログインして設定を変更するのは、一般にはちょっとハードルが高いのかもしれませんね。純正のひかりルーターを使っていて、単純な構成ならそんなに難しい話ではないと思いますが、でも純正のルーターを使っていなかったり、複雑なネットワーク構成になっている世帯の場合は大変かもしれません。交換手続のときだけ、純正のひかりルーターにPC1台だけの単純な構成で接続するという手もあるとは思います。

どうにも契約回線の確認ができない場合でも、その代わりに「認証キー」を発行して端末のブラウザを登録することで利用者の確認手続が可能です。いや、可能でした…
契約回線確認および認証キーの発行・登録とは?
認証キーの発行・登録手順について
でも、ずいぶん前から認証キーの発行はできなくなっています。
「当分の間停止する」という話だったと思うのですが、今確認したところ、やっぱりダメですね。

認証キーの不正利用が後を絶たなかったのでしょうか。

このように、いざポイント交換手続を行おうとしても契約回線確認に失敗して交換できない、という可能性があります。
フレッツ光を使いはじめてから、今まで一度も契約回線の確認をしたことがないという方は契約回線確認トラップにはまる可能性がありますので、ぜひ注意してください。

解約予定の人は要注意

交換ができなくなっても、NTT東日本の料金支払いへの充当は可能なので、今後もNTT東日本フレッツ光を継続して利用を続ける契約者にとっては、さほどの損失ではありません。
(○○に交換すると10%増量!みたいなキャンペーンを利用しにくくなりますけれども。)

問題は、フレッツ光の解約を予定している方の場合です。
たとえば、2015年3月にフレッツ光の解約を予定している方の場合、解約の直前の3月になって貯まったポイントの処理に着手しても、もうポイントを電子マネー等に交換することもできず、今後のNTT東日本の料金に充当することもできないので、みすみすポイントを丸ごと失効させてしまう危険があります。
特に、にねん割りが集合住宅にも適用されるようになったのが2013年2月ですから、それから2年経過した2015年2〜3月に2年縛りを終えて解約を検討しているマンションプランの方は結構多いのではないかと思います。
そして、上記のようにいざポイント交換手続をしようとしても、契約回線確認トラップに引っかかってフレッツ光の解約までに解決できない可能性があります。解約予定の方はぜひ注意してください。

もう一つ、プロバイダとの契約形態によっては、フレッツ光の料金の支払いにポイントを充当できない場合があり、その場合はフレッツ光以外のNTT東日本への料金にポイントを充当して消費する必要があります。たとえば、5,000ポイントが残っている場合、通常なら2ヶ月分の料金で消費しきれるはずですが、ひかり電話の料金(月500円)だけで5,000ポイントを消費しようとすると10ヶ月かかってしまい、やはり解約までにポイントを消費しきれない可能性があります。

提案なんですけど

NTT東日本さま、提案なんですが、契約回線確認難民の救済措置として、期間限定で、NTT支店でのポイント交換を受け付けていただけませんか?
できれば、116でも。
電話だと本人確認に難があるかもしれないですけど。

発表が急で、交換停止までの期間が短いので、このままでは交換しそびれる人が続出すると思います。
ご検討よろしくお願いいたします。

今後のポイント交換先

特に、ご好評いただいているポイントプログラムにおいては、生活に役立つ便利なアイテムや、映像・音楽・電子書籍・パソコンソフト等のデジタルコンテンツをお得に楽しく体験できる交換メニューを続々と追加していく予定です。

今後の会員プログラムの充実について

フレッツ・テレビとか、ひかりTVが交換先に入るんじゃないかなという気がしますね。
追加チャンネルのオプション料金にポイントを充当するとプレミアムが5%つくとか。

不正アクセス対策という名目で電子マネー・ポイント交換を止めるという推測が正しいと仮定すると。
今後のポイント交換先は、フレッツ光の利用者と、交換先のサービスの利用者が同一人物であるとNTT東日本が確認できる場合に限定されていくのではないかと思います。交換先のサービスにNTT東日本が絡んでいる場合に限定するということはすなわち、ユーザーをNTT東日本の提携先で囲い込むことに他ならないわけで、真の狙いはそれか。