「アクティビティを保持しない」

ドコモSH-07Dで開発者オプションにある「アクティビティを保持しない」を試してみました。

去年の記事なんですがこれを読んで試してみたくなった次第。
鈴の音情報局blog 【Android】未使用だった一部の開発者オプションを試してみた

「設定」の一番下の方の開発者オプションに入ります。
（開発者オプションが出てこない方の場合はバージョン番号を連打）
「アクティビティを保持しない」にチェックを入れます。

バックグラウンドプロセスの上限をとりあえず「2」に設定。

設定するとしばらく動作がおかしくなります。
しばらく放置しておくと収まります。

たしかに動作はサクサクになります。
「マップ」なんかはかなり快適に。

その反面、動作しないものもあります。

Operaminiは使えなくなってしまいました。

Android標準ブラウザは動きますが、ログインして他のページに遷移するときに落ちることがあります。
単にページを閲覧するだけなら差し支えないようですが。

GooglePlayのマイアプリがいつまで経っても表示されません。

Feedlyの記事一覧は表示されますが、記事をFeedlyの内部ブラウザで開こうとすると開けません。

どうもログインが必要なアプリ、特にログインした後でアプリの内部ブラウザを開いて何かをする系は全滅のような感じです。

楽天カードアプリは、アプリを開いたときにパスコードを入力し、楽天IDとパスワードでログインし、さらに第二パスワードも入力させるという流れなのですが。

パスコードを入力しても、何度もパスコードを入力を繰り返し求められて、その先に進めなくなってしまいます。
何度かやっていると先に進めるのですが、楽天IDでログインしてさらに第二パスワードを入力しても、内部ブラウザを開いたときにログイン状態を解除されてしまうらしく再び楽天IDでログインを求められるというループが続きます。使い物になりません。

使えないアプリがあまりに多いので、私は「アクティビティを保持しない」「バックグラウンドプロセスの上限」いずれも元に戻しました。

マルチタスクを考慮しない場合は使い途があるのかな、と思います。
たとえばロースペック端末をナビとしてのみ利用する場合。
Googleマップだけが使えればよく、その他のアプリは一切使用しないといった場合は「アクティビティを保持しない」を外すと使い勝手が大いに向上するのではないでしょうか。