周回遅れの日記

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100均のUSB延長コードを買ってきた

使っていたUSB延長コードが壊れた。

この延長コードを介してカードリーダーを接続すると、カードリーダーを認識したり見失ったりを1秒くらいおきに何度か繰り返した後、カードリーダーを認識しなくなる。
カードリーダーを直接接続すると正常に動作するので、ケーブルが壊れたと判断する。

外出するついでに量販店に寄って、代わりの延長ケーブルを探してみるが、延長ケーブルってあんまり売ってないんだ、ということに気づく。
あるにはあるけど、長さが中途半端なもので、700円くらいする。
欲しいのは20cmくらいの短くて邪魔にならないものと、それとついでに、1.5メートルくらいの長いものがあると便利かなあと思っていた(背面パネルのUSBポートからぐるっと回して使う予定)のだが、該当するものがない。

続いて、ハードオフに行けばジャンク品の中古ケーブルがいっぱいあるのではないか、と思って行ってみたが無かった。
たしかにジャンク品のケーブルは山ほどあったが、通常のA端子=B端子のケーブルばっかり。ケーブルの山をほじくって探してみたが時間の無駄であった。

もしかして100均にあるかな、と思ってダイソーに行ってみたらありました。
2種類あって、両方買ってきてしまった。

短いケーブルの代わりに、最大70cmまで伸縮するリール式のものを購入。105円。
さらに、長い2mのケーブルがあったのでついでに購入。
想定よりちょっと長いがまあいいや。
こちらは百均ではなく210円になる。

リール式の方、「伸ばすときは必ず両手でやってね」なんて書いてある。
要するに、100均らしくヤワなんだ。

開けて触ってみると、たしかに華奢で、注意して扱わないとすぐ壊れそうな感じ。

何度か伸縮を(もちろん両手で)繰り返してみたが、取説のとおりに扱えばちゃんと伸縮される。特に絡まったり、リール部分が壊れるような気配はない。
でもかばんの中に入れて持ち運ぶ用途には向かないように思われる。かばんの中で、一方がどこかに引っかかったまま引っ張られて壊れるなんて事故が起こりそうだ(でも105円ならたいして惜しくないかも)。
A端子オス側。

A端子メス側。

オスは普通だが、メスは金属製のパーツが露出していてなんか嫌な感じ。以前使っていたもの(一番上の画像)のように、周りをプラスチックで囲ってもらった方が安心感がある。
まあでも、105円なので我慢。

USB延長コードを使うと速度が落ちるのか?

体感ではあんまり変わらないような気がしてたんですけどね。
実際に測ったことが無かったので、ついでに測ってみる。

テストに使ったのは、Buffalo のBSCRSDU2SVというカードリーダー。
ずいぶん前に買ったものですが、長いこと正常に動作している。
たまたま空いている32GBのSDHCカードがあったので、BSCRSDU2SVに入れてFAT32でクイックフォーマット、計測用のダミーデータ以外は空っぽという状態で、CrystalDiskMarkで測った。

まず比較対象として、PCの前面USB端子に、BSCRSDU2SV を直接挿した場合。

Sequential Read : 18.967 MB/s
Sequential Write : 11.929 MB/s
Random Read 512KB : 17.849 MB/s
Random Write 512KB : 1.065 MB/s
Random Read 4KB (QD=1) : 1.567 MB/s [ 382.5 IOPS]
Random Write 4KB (QD=1) : 0.191 MB/s [ 46.7 IOPS]
Random Read 4KB (QD=32) : 1.835 MB/s [ 448.0 IOPS]
Random Write 4KB (QD=32) : 0.174 MB/s [ 42.4 IOPS]

続いて、PCの前面USB端子に、買ってきたばかりの70cmの伸縮タイプリール式USB延長ケーブルを介してBSCRSDU2SVを接続した場合。

あんまり変わりません。

今度は、買ってきた2mのUSB延長ケーブルを介してBSCRSDU2SVを接続した場合。

これもあんまり変わりません。まあ誤差の範囲か。

ということで、2m程度なら、100均の安物USB延長コードを使っても速度は落ちないことが確認できた。
もっと長く(10mとか)延長したら落ちるのかもしれませんが。