周回遅れの日記

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AndroidスマホでTwitterの二段階認証の設定

準備

WindowsPCとAndroid端末を使っている人が、Android端末を使ってTwitterの二段階認証(ログイン認証)を設定する、という想定です。
スマートフォン、P-01D(Android2.3.4)を二段階認証用に使います。
コンパクトさだけが取り柄の古い低スペック機ですが、二段階認証に使う分には支障はありません。
あらかじめTwitter公式アプリを二段階認証用の端末にインストールして、二段階認証を設定したいアカウントでログインしておきます。
今回は、Twitter公式アプリのバージョンは4.1.8です。

Web版からは設定できない

Webブラウザ版のTwitterの「セキュリティとプライバシー」>「セキュリティ」にも、ログイン認証の項目があります。

しかし、Webブラウザ版からは、二段階認証の設定を行うことはできません。「ログイン認証リクエストをTwitterアプリに送信する」のラジオボタンにチェックを入れようとマウスポインタを合わせても、通行止めマークが出てチェックを入れることができません。
二段階認証を設定するためには、認証に使う端末から操作する必要があります。

二段階認証を設定する

Twitterアプリの「アカウント」から「アカウント管理」を開きます。
または、歯車のアイコンをタップして「設定」をタップしても「アカウント管理」が開きます。

登録されているアカウントがすべて表示されています。

一覧から、二段階認証を設定したいアカウントを選択して、タップします。

上から順に、「同期設定」「通知設定」とありますがスワイプして下にスクロールすると「その他の設定」が出てきます。その中の「セキュリティ」をタップします。

「ログイン認証」のチェックがデフォルトでは外れていると思うのですが、チェックを入れます。

確認のダイアログが出ます。
「ログイン認証を有効にすると、Twitterにログインするときにこの携帯電話が必要になります。」
「OK」をタップします。

しばらく待ちます。

「バックアップコード」についての説明があります。
「携帯電話からTwitterにログインするための設定が必要です。万が一携帯電話を紛失した時のためにバックアップコードを設定してください。」
「OK」をクリックするとバックアップコードが表示されます。

別途記録しておきます。紙に書き留めてもいいですが、スクリーンショットを撮ってオンラインストレージにでも上げておく、というのもいいでしょう(が、操作を間違えて世界中に公開しないように!)
「新しいバックアップコードを生成する」をタップすると、何度でも新しいコードが生成されます。

これで二段階認証の設定ができました。

WindowsPCでログインを試みる

別のWindowsPCからログインを試みることにします。

ブラウザでTwitterにアクセスして、IDとパスワードを入力すると、こんな画面が。

Twitter for Androidにログインリクエストを送信しました」
「リクエストを受け取ったら、チェックボタンをクリックして承認してください。バックアップ用コードを入力することもできます。」
「ログインリクエストはご利用のTwitter for Androidアプリの、アカウント>設定>該当アカウントを選択>セキュリティ>ログインリクエストからご確認ください。」
以前の日本語版では「メールを送信しました」なんて表現になっていましたが、修正されたようです。
同時に、二段階認証を登録したスマートフォンに、通知音が鳴ります。
プッシュ通知でログインリクエストが送られます。

北海道札幌市西区(これは位置情報がおかしい)からWindowsPCで、Firefoxを使って何者か(俺だけど)がログインを試みているようです。
ログインリクエストが正当なものであれば、チェック(「レ」)をタップします。
すぐにWindowsPCでログインできます。

ログインリクエストが身に覚えがないものであれば、誰か第三者が不正にあなたのアカウントにログインしようとしているということを意味します。
「×」をクリックして拒絶します。
すると、WindowsPCの方ではログインが拒絶されます。

拒絶された場合は、「エラーが発生しました。もう一度ログインしてください。」と表示されます。

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