周回遅れの日記

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タッチパッド付の2.4Ghzワイヤレスキーボード AL-WS077

ノートパソコンのようなタッチパッドの付いた小型のワイヤレスキーボードを入手しました。
Winten ウインキー・ナノ・タッチプラス 2.4G 無線タッチパッド付きキーボード 白 AL-WS077-WH

先日購入したBluetoothキーボード、AL-BT077の2.4Ghz版です。
タッチパッドがついているのが特徴です。

キーボード自体は、Bluetooth版のAL-BT077と全く同じです。
77キー。テンキーはもちろん、Windowsキーアプリケーションキーは無し。
ファンクションキーはF10まで。
DeleteとかHomeとかEndとかは兼用キーになっています。
Windowsキーはありませんが、CtrlとEscを同時押しするとWindowsキーになるのを今初めて知った。

サイズは幅218×奥行き150×厚さ21mm。かなり小さくてコンパクトです。
幅は一般的なキーボードの半分程度。マウスを使うスペースも空くのでかなりスペースの節約になります。
タッチパッドも一体化しているので、狭い場所に置いて使うのに便利です。
リビングのPCを膝の上で操作するのにも向いているのではないでしょうか。
キーピッチは16.8mm。さすがに小さくて、タッチタイピングはかなり厳しいです。それでもソフトウェアキーボードを使うよりは、こっちで打った方がはるかに打ちやすいです。
長文を打つような用途にはもちろん向きません。

2.4Ghzモデルなので、専用のUSBドングル(レシーバー)が付属しています。

上はBluetoothアダプタのRCBT-MX。下がAL-WS077用のUSBドングル(レシーバー)。一般的なUSBメモリとほぼ同じサイズで、この手のドングルとしては大きめです。大きいだけではなく太さもあるので、USBポートの配置しだいでは隣接するUSBポートにも物理的に干渉してしまう可能性があります。

BluetoothモデルのAL-BT077を買って、狭い場所でも使えるコンパクトさ、マウスが要らないところが気に入ったものの、Bluetooth接続であるがゆえの使いにくさがありました。特に、Windows起動後でないと安定して使えない点。Windows起動前のようこそ画面でパスワードを打てなかったりとか、XPと7のデュアルブートになっているサブ機で使うのですが、WindowsブートマネージャーのOS選択画面で動作しなかったり。
そのあたりの不便さを解消できないかといろいろ試してみたのですが、(レシーバーのRCBT-MXとの相性もあって?)うまくいかず、抜本的な解決策として、同一キーボードの2.4Ghzモデルを入手することにしました。

ドングル(レシーバー)と完全に一対一の対応なので、Windows起動前でも安定して操作できます。
ようこそ画面やWindowsブートマネージャーはもちろん、BIOS設定画面でも使えます。
その反面、WindowsPCでしか使えません。Bluetoothモデルなら、Nexus7のようなタブレットやP-01Dのようなスマートフォンでも使えますが、そういう使い回しは効きません。

RCBT-MXとAL-BT077の組み合わせだと、Windows起動前には兼用キーが機能しませんでした。
たとえば、このPCはPOSTでブートメニューを呼び出すにはF12を打たなければならないのですが、AL-BT077にはF12キーはなく、FnキーとF10キーの同時押しがF12になっています。が、Windows起動前はFnキーが機能しません。
それに対して、2.4GhzモデルのAL-WS077は、Windows起動前でもFnキーが効くので、FnキーとF10キーを同時押ししてブートメニューに入ることができました。

電源は単四乾電池二本。エネループでも動くことを確認しました。

日本語キーボードにする

ドングルを挿すと、汎用のドライバが自動的にインストールされます。
が、インストール直後は、キー配列が英語キーボードになっています。
Shift+2を押すと、@になってしまいます。
そこで、日本語キーボードとして使うためにドライバを入れ直します。

バイスマネージャの「HID キーボード デバイス」のプロパティを開きます。

「ドライバの更新」をクリックします。

「ソフトウェア検索のため、WindowsUpdateに接続しますか?」と聞かれますが、「いいえ、今回は接続しません」を選択して「次へ」。

「一覧または特定の場所からインストールする」を選択して、「次へ」。

「検索しないで、インストールするドライバを選択する」を選択して、「次へ」。

「互換性のあるハードウェアを表示」にチェックが入っていますが、このチェックを外します。

ずらりと互換性が保証されていないドライバが出てきます。
互換性が保証されていないので、何が正解かは試してみないと分かりません。
適当に日本語キーボードらしきものを選択します。

今回は「Fujitsu 109 Japanese USB Keyboard」を試してみます。

保証外のことをやろうとしているので、Windowsから警告されます。
許容できるなら、「はい」を選んでドライバをインストールします。


この状態で、 AL-BT077で打ってみると、無事日本語キーボードとして使えるようになりました。
Shift+2を打って”が出るようになりました。