周回遅れの日記

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HDDの代替処理が増える

この辺の続き。
代替処理の出たHDD
予備領域ってどのくらいある?
しばらく、代替処理済63h(10進で99)で停まってた死にかけのHDD、HDS721050CLA362 ですが、また代替処理が増えました。

何をやったのか、といいますと、このHDDの先頭パーティションにはOSが入ってます。
Windows7 Enterprise のx86の評価版です。認証期限直前の1/31に認証してそのまま放置していたのですが、3日の日曜日に使うことになって、その際WindowsUpdateをかけたわけです。この評価版は2009年頃の状態のままですから、SP1も含めて全部で140項目くらいあったのですがそれを全部適用しました。
HDDに負荷がかかることは分かっていたので、作業中、CDIでずっとチェックしていて、代替処理が入るようならすぐ止めようと思っていたのですが、作業中は何も無かったので、大丈夫だろうと思ってそのままWindowsUpdateを全部続けてしまいました。
いやあ代替処理進まなくて良かったなあ、ある程度代替処理が進んだところで安定するって話も聞くしなあ、と思っていたのですが。
翌4日に、普段使っているWindows 7 Pro x64で起動してみると、起動後いつまで経ってもHDDのアクセスランプが点いたまま、何かやってるらしい。
あれおかしいな?と思っていたらキンコンとチャイムが鳴って、Crystal Disk Infoで代替処理がカウントされていたのでした。
最初はC5もカウントされていましたが、スクリーンショットを撮ろうとしてもたもたしているうちに、ペンディング中のものもつつがなく代替処理が終わったらしく、C5は0に。

C4「セクタ代替処理発生回数」のRAWが66から7Bへ(十進表記で102回から123回へ)。
05「代替処理済のセクタ数」のRAWが63から78へ(99セクタから120セクタへ)。

ちなみに、このスクショではリートエラーレートは95ですが、一時リードエラー70と今まででたぶん最悪の値が出ていました(このHDDのリードエラーレートは最悪値を記憶してくれないのです)。別のHGSTのHDDと比べてもリードエラーレートの振れが大きく、やっぱ確実に劣化が続いてるんじゃないかなあという気がする。

代替処理済が100セクタを超えてしまいましたが、Currentはまだ「100」で、すなわちSMART的には「予備セクタはまだまだ余裕たっぷりだぜ」ということになるわけですが。
早く「99」になって欲しいような、欲しくないような微妙な気持ち。

(追記)

代替処理の出たハードディスクシリーズ、続きはこちら。
HDDの劣化が進んできた